ニュース

「バンダイホビーセンター」太陽光発電による電力自給で年間約130トンのCO2を削減

4月5日発表

 BANDAI SPIRITSはプラモデル生産工場「バンダイホビーセンター」の屋上に400枚のソーラーパネルを配した太陽光発電設備を導入し、4月より太陽光発電による電力自給を開始した。

 この取り組みは、エンバイオ・ホールディングスとafterFITが出資するMaF合同会社とのPPA事業(Power Purchase Agreement:電力購入契約)として、「バンダイホビーセンター」の屋上に出力容量約220kWのソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を購入するもの。

 年間の電力自給量は約26万kWhで、電力由来のCO2を年間約130トン削減する計画だ。バンダイナムコグループでは「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来のCO2排出量を、実質ゼロとする中長期目標を掲げている。

 「バンダイホビーセンター」では、2022年7月より再生可能エネルギー由来の電力を購入することで、CO2排出量が実質ゼロの電力を使用するなど、これまでも環境負荷低減に努めてきた。今回の電力自給の施策は、より積極的な環境配慮の取り組みとして導入し、これまでの電力施策と並行して活用していくという。