ニュース
「ボトムズ」HGシリーズはその先の展開も構想中!?「HG スコープドッグ」という小さなボディに最低野郎達の希望を詰め込んだプラモデル【#静岡ホビーショー】
2023年5月10日 20:20
- 【HG スコープドッグ】
- 10月発売予定
- 価格:2,750円
静岡ホビーショーのBANDAI SPIRITSブースに、「装甲騎兵ボトムズ」のAT(アーマードトルーパー)を模型化した「HG スコープドッグ」が出展され、来場者を驚かせていた。価格は2,750円で、今年10月に一般店頭での発売予定となっている。
BANDAI SPIRITSはこれまで、'80年~'90年代のサンライズタイトルに登場した機体を立体化し、その世代の模型ファンを盛り上げていて、その一環として今年迎える「装甲騎兵ボトムズ」放映開始40周年に合わせ、満を持して発表したと担当者の談。
バンダイは過去に1/20スケールという比較的大きめのサイズで「ボトムズ」のプラモデルを発売していたが、その大きさなどからしっかり作り込むコアユーザーがメインターゲットとなっていた。今回はスコープドッグの「量産機」という部分に着目し、より手軽に作れてジオラマなどにも合わせやすい大きさとして、このサイズで企画したとのこと。全高は展示試作の実寸で約120mm。具体的なスケールについて現状、明記はしないとのことだ。
同社の「30MM」や「ENTRY GRADE」の技術やノウハウを盛り込み、ビギナーでも作りやすい設計で開発中とのこと。コクピットの表現はオミットされていて、内部には間接を設け可動を重視させている。肩の引き出し関節の他、頭部が前方にわずかに沈むなど、劇中の作画をイメージしたポージングが行える仕様となるそうだ。
ただ作りやすいだけのキットではなく、作り込みたい上級者に向けた、コクピット内部を再現したボディやボトムズ乗りのフィギュア、武器などをセットにした「拡張パーツセット」2種がプレミアムバンダイにて発売予定となっている。ちなみにこれらの拡張パーツを使わなくても、降着ポーズはパーツの差し替えなしで行えるとのことだ。
このHGシリーズは、スコープドッグだけで終わらせることはなく、別の機体なども構想中とのこと。「装甲騎兵ボトムズ」の放映から40年が経過し、新たなフォーマットで構築されるATの今後に期待しよう。
©サンライズ