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こだわりの造形と塗装が魅力の「プラレール リアルクラス」が6月発売!懐かしい車両のラインナップやパッケージにも注目!【#静岡ホビーショー】
2023年5月13日 11:34
- 【プラレール リアルクラス】
- 6月22日発売
- 価格:各7,700円(税込)
静岡ホビーショーのトミーテックブースに、タカラトミーが6月22日に発売する「プラレール リアルクラス」が出展。2種類のラインナップとともに、デモンストレーション走行を行うジオラマが展示された。
「185系特急電車(踊り子・緑ストライプ)」と「小田急ロマンスカー3100形NSE」の2種類を第1弾ラインナップとしたこの「プラレール リアルクラス」は、レールの上を走らせて遊ぶ「プラレール」シリーズ本来の楽しみ方に加え、飾って眺めて楽しむための造形や塗装も追求している。先頭車両のヘッドマークの再現を筆頭に、各所にリアルなディテールが施され、立体化したパンタグラフなども備えられている。車両の左右下部には台車を表現したディテールもあり、ロマンスカーは連接台車になっているなど、実車の設計に忠実だ。
窓には透明度の高いクリア素材を使用し、内部シートの造形も外から確認が可能だ。車両本体は成形色ではなく塗装によって色づけられていて、踊り子のストライプやロマンスカーのメタリックカラーが映えている。それぞれには枕木を再現したグレー成形の「リアル直線レール」も付属する。
造形や塗装にこだわりつつも、プラレールであることのフォーマットは崩していないのもポイントだ。例えばパンタグラフや屋根のクーラー、ロマンスカーの運転席などは、見た目を重視した形状ではトンネルなど発売中の一部の情景に対応できないため、車高を低くするロータイプのものが付属するなど、プラレールとして走らせることを考慮した仕様だ。車両全体のディテールは作り込まれてはいるものの、デフォルメされた車両として情報量が多すぎてしまうこともなく、ちょうどいいバランスにまとめられている。価格帯は大人向けだが、対象年齢は6才以上なので、親子で遊べるのもいいところだ。
もう一つのポイントはパッケージ。窓から先頭車両が見えるウィンドウボックス仕様で、鉄道模型を意識したような書籍風の装丁もニクい。背表紙の部分にも商品名と車両の写真が添えてあり、書棚に収納するにもピッタリなデザインだ。
車両については、メインとなる大人のユーザーがかつて子どもだった頃に現役だった懐かしい車両を選んでいて、今後のラインナップも同様の車両が中心になるとのこと。鉄道模型ともまた違う魅力を備えた、新しいプラレールのカテゴリーを楽しみたい。
© TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。
JR東日本商品化許諾済