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「境界戦機 極鋼ノ装鬼」の主役機「HG 1/72 メイレス プロトゴウヨウ」がお目見え【#静岡ホビーショー】

ビャクチの系譜を継ぐ、カスタマイズを意識した機体

【第61回 静岡ホビーショー】

開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)

入場料:無料

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)

※一般公開日の入場受付は終了

 2021年と2022年に放映されたアニメーション「境界戦機」の新シリーズ、「境界戦機 極鋼ノ装鬼」が2023年夏に配信される。前作の物語を引き継ぎつつ、監督に大張正己氏を迎え、装いも新たに全6話が配信される予定で、先頃そのPVやキービジュアルも公開となった。この「境界戦機 極鋼ノ装鬼(きょっこうのそうき)」の主役機「プロトゴウヨウ」が、BANDAI SPIRITSから「HG 1/72 メイレス プロトゴウヨウ」として8月に発売されることが決定。静岡ホビーショーでその試作品が展示された。

静岡ホビーショーのBANDAI SPIRITSブースの「境界戦機 極鋼ノ装鬼」展示コーナー
【『境界戦機 極鋼ノ装鬼』PV】

 このプロトゴウヨウは、ブレンゾン社の「ビャクチ」の基本構造受け継いで開発された最新の試作機で、局地戦での運用の幅を広げるために、武装や装備の付け替えが容易阿アタッチメントシステムを採用している。ビャクチは「境界戦機」のプラモデルで最初に発売され、ファンからの人気も高かった機体で、プロトゴウヨウのデザインもビャクチの系譜を受け継いでいる。

「HG 1/72 メイレス プロトゴウヨウ」。8月発売予定。価格は2,640円(税込)

 「境界戦機」のシリーズで発売した「ウェポンセット」のような、拡張する遊びに対してユーザーの評判が高かったため、今回のシリーズでは拡張性の要素を初弾から導入。この「HG 1/72 メイレス プロトゴウヨウ」からは、カスタマイズが可能なハードポイントを設け、シリーズでも共通のフォーマットに則って展開していく予定だと担当者は話している。

全身に3mm径の接続穴が20カ所前後設置され、拡張を楽しめる設計だ
ウェポンラックとリアスカートラックにも武装を装着可能
ビャクチの系譜でありながら、関節構造などに進化が見られる

 プロトゴウヨウには3mm径の接続穴を腕や脚、胴体などに多数設け、さらにウェポンラック、リアスカートラック、ジョイントパーツなども付属していて、同梱の4種の武器の他に、前後に発売される「ウェポンセット」などを使ったカスタマイズが可能だ。またメーカーとして明言はしていないが、同社の「30MM」シリーズなどのパーツを使った遊びも楽しめるだろう。

 また10月発売予定の「HG 1/144 境界戦機 ウェポンセット6」は、劇中にも登場予定の武器をセットにしたもので、斧やチェーンソー、水上用ジェットパックなど、より現実感のある設定とデザインになっていることにも注目だ。

「HG 1/144 境界戦機 ウェポンセット6」。10月発売予定。価格は1,650円(税込)
HGプロトゴウヨウへの装着例
過去のシリーズに拡張性をもたらす「HG 1/72 境界戦機ウェポンセット4 マルチジョイントフレーム」も5月27日に発売される。価格は1,320円(税込)。右がビャクチへの装着例

 8月の本編配信に先駆け、公式外伝「境界戦機 極鋼ノ装鬼 SIDE STORIES」の連載が「月刊ホビージャパン7月号」(5月25日発売)よりスタートする予定で、その連動にも期待大。新たに生まれ変わる「境界戦機」のこれからの情報もチェックしておきたい。

「境界戦機 極鋼ノ装鬼」のキービジュアル。こちらでも武器を並べ、拡張性をアピール