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30秒に1回病気になる猫を癒やせ! セガトイズ「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」は佐倉綾音さんが子猫ちゃんに!【#東京おもちゃショー】

【東京おもちゃショー2023】

開催期間:
6月8日~9日(商談見本市)
6月10日~11日(一般公開)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)

入場料:小学生以下無料・中学生以上1,500円

 セガトイズ「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」は、「30秒に1回病気になる子猫ちゃんをお世話してなおしてあげよう」という、ちょっとびっくりするキャッチフレーズの商品だ。7月27日発売で、価格は6,600円。

セガトイズ「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」はいろいろな病気になる子猫を治すお医者さんごっこが楽しめる玩具

 本商品ではいわゆる"おいしゃさんごっこ"が楽しめる。子猫型のぬいぐるみはほっぺのランプを点滅したり、ブルブル震えたり、"声"で自分の症状を訴える。子供は子猫の症状に合わせて頭をなでてあげたり、背中をさすってあげたり、注射や薬をあげて子猫を元気にさせていく。

 まず子猫は症状はブルブル震えて体調の不良を訴える。お医者さん役の子供は聴診器を猫の胸に当て、額に手を当てて問診を開始する。このアクションで子猫の症状が具体的になる。その症状は7種類。頬が赤くなって「けっほけっほ」と咳をすれば「おねつ」。黄色くなって「いにゃにゃ」と言えば「けが」。頬が青くなって「ぎゅるる」と言えば「ふくつう」だ。

額やおなか、背中などいくつものセンサーを搭載
ブルブル震える子猫に聴診器を当てると症状が具体的に。かわいらしい声と頬のランプで自分の症状を訴える

 セットには「もんしんひょう」があり、症状に合わせた原因、そしてそれに対する治療法が提示されている。「おねつ」には注射だ。お尻のところの注射センサーを付属の注射器でぐいっとさす。「けが」は頭を優しくなでてあげる。「ふくつう」は背中をなでてあげて、哺乳瓶型の「おくすりみるく」をあげればOKだ。

 子猫の声を演じるのは声優の佐倉綾音さん。セリフは60種類も収録されているという。かなり日本語っぽい独特の猫語で症状を訴える子猫の声はとてもかわいらしい。佐倉さんのファンアイテムとしての一面もあるかもしれない。

背中や頭をなでたり「おくすりみるく」を飲ませたり
お尻には注射をさせる場所が。注射でここをぐいっと押す

 コロナ禍の影響もあってか、今回の東京おもちゃショーでは医療をテーマにした新製品もいくつか見られた。その中でセンサー技術を組み合わせ、症状に合わせ問診票で対処療法を検討し実際の治療をするというところにテーマを持たせた「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」はとてもユニークで、凝った玩具であるという印象を持った。

 ノーマルモードだとキャッチフレーズの通り、30秒に1回症状が出て治療を行う必要がある。子猫の左手を握ることでモードが変わり任意の症状が選べるだけでなく、ずっと元気でいられるモードもある。「病気になりすぎてかわいそう」という心配にもちゃんと応えているのだ。

ブースには子猫を演じた佐藤綾音さんのサインも