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タカラトミーアーツがカプセル自販機「ガチャマシン」の歴史を展示【#東京おもちゃショー】
一度は回したことがあるマシンが必ずあるはず!?
2023年6月11日 15:14
- 【東京おもちゃショー2023】
- 開催期間:6月8日~9日(商談見本市)
- 6月10日~11日(一般公開)
- 会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)
- 入場料:小学生以下無料・中学生以上1,500円
タカラトミーアーツは「東京おもちゃショー2023」のブースの一角に、「ガチャコーナー」を設置している。同社が過去に展開してきたカプセルトイ自販機、通称「ガチャマシン」の歴代機の実物展示とその歴史を綴るコーナーだ。
現在も各社から発売されているカプセルトイは100年近くの歴史があり、その原点は1930年にアメリカで誕生した。国内では1965年に「ペニイ商会(現ペニイ)」がマシンを輸入し、日本で初めてカプセルトイの販売を始めたとのこと。展示されている1965年のマシンも輸入されたもので、10円玉を入れてハンドルを回すとカプセルに入ったおもちゃが出てくる自販機だった。
タカラトミーグループ初のガチャマシンは、トミーが発売した「ビッグマシン」。マイコン内蔵の電動機で、お金を入れるとルーレットが回り「あたり」が出るとカプセルがもう1個出てくるというものだった。
タカラトミーアーツの前身となるユージンが1988年に設立。同社が1995年にリリースした「SLIM BOY」は、名前の通りスリム&コンパクトなサイズなうえ、業界初の上下2台に合体させることができ、拡大するカプセルトイ市場を牽引するマシンとなった。この頃商品はディズニーキャラクターや「SR(スーパーリアル)シリーズ」、「カプセルプラレール」なども展開。大人も巻き込むカプセルトイブームが到来する。
400円の高額商品にも対応した2000年の「ガチャ1」に続き、ハンドルの形が現在の形となった「ガチャ2」が2005年に、その発展型である「ガチャ2Ez」が2007年にリリース。現代も稼働を続けるロングセラーの決定版だ。ユージンは2009年のグループ会社統合により現在のタカラトミーアーツへと社名を変更。欲しいガチャの店舗検索サービス「おしえて!ガチャ検索」(2013年)、国内主要空港のガチャマシンの設置(2016年)、タイトーとの協業ショップ「ガチャステ」の展開(2021年)など、幅広いサービス展開を行っている。
そんなガチャマシンのハンドルを回す感覚を楽しめる新製品「THE!ガチャハンドル」や、受注が好評のうちに終了した「ガチャ2Ez」を模したバックパック「しょいガチャ」など、自販機自体を楽しむ商品なども展開され、さらに面白くなりそうだ。大人も子供も楽しめるタカラトミーアーツのこれからのガチャに期待しよう。
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