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自分のガンプラで宇宙へ出撃! 「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」の目玉「ガンプラバトルVR」の魅力を紹介!

【GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-】

開催期間:10月6日~9日

会場:新宿住友ビル 三角広場

入場料:無料

 バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」と、BANDAI SPIRITSは、ガンダムシリーズの未来を体感できる大型イベント「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」を東京新宿住友ビル 三角広場で、10月6日から9日までの4日間開催する。

 「GUNDAM NEXT FUTURE」は今回の東京に加え、大阪、オンラインの3会場で開催される。「ガンダムビルドシリーズ」10周年記念展示や、劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の展示、ガンプラなどの新商品展示など様々なコンテンツがあるが、本稿では東京会場の大きな目玉「ガンプラバトルVR」を紹介したい。

「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」内覧会ではオープンに先駆け「ガンプラバトルVR」のデモプレイが行われた
ガンプラをスキャン。本体と武器を別々でスキャン。業務用の最新スキャナーにて精密にデータを取り込む
VRヘッドセットをつけ、パイロットシートに座ってガンプラを操縦!

 「ガンプラバトルVR」は、実際に自分のガンプラを持ち寄り精密にスキャンすることで、そのガンプラに乗り込み、バトルができるというガンプラファンの夢を叶えるプロジェクトだ。BANDAI SPRITSは様々なアプローチでこのテーマに挑んでいる。

 昨年は「ガンプラスキャン」としてスマホのアプリでガンプラをスキャンすることで、背景と合成してデジタルムービーを作ることができた。今回はスキャンしたガンプラをVR空間の「マイルーム」で実際にガンプラを手に取って眺めるという体験をした後、「ハンガー」でガンプラが本物のMSの大きさになった姿を見ることができる。そしてガンプラにパイロットとして乗り込み、戦いができるのだ。

 今回は事前に応募を行い、抽選で選ばれた人たちが自分のガンプラを会場に持ち込むことで「ガンプラバトルVR」を体験できる。自分のガンプラに乗り込むという夢を叶えることができるのだ。それでは内覧会でのデモプレイをレポートしていきたい。

 「ガンプラバトルVR」では1/144の「HG」か、SD体系ながら関節がしっかりある「クロスシルエット」での参加が可能。持ち寄ったガンプラは「本体」と「武器」をそれぞれスキャナーにセット、5分ほど綿密にデータをスキャンすることでVR空間にガンプラを取り込むことができる。

 ガンプラの武器にはそれぞれ「武器パラメーター」の設定が可能。本体とは別に取り込んだ武器は、「射撃武器」なのか、「格闘武器」なのかを選択できる。射撃武器の場合は「ビームライフル」か「バズーカ」か「マシンガン」かを設定できる。これらはVRバトルで反映される。

 ガンプラを持ち込んだユーザーはヘッドセットゴーグルをつけてパイロットシートに座る。最初はVRコントローラを持って「マイルーム」を動き回ることができる。マイルームでは取り込んだガンプラを本物のように手の中で眺めることができる。コントローラを手で持って動かすと、ガンプラが目の前で角度を変える。

最初はVRコントローラを使って「マイルーム」でガンプラを楽しむ
レクチャーを受けながらマイルームを探索
コントローラーを動かすと実際にガンプラを手に持っているかのようにガンプラが動く
続いてはハンガー。手の中のガンプラが18メートルサイズに巨大化する!

 いよいよガンプラに乗り込む。ハンガーに移動すると自分のガンプラを実際のMSサイズで見ることができる。巨大なロボットを前に移動し、たっぷりとその巨大艦を楽しむことができるのだ。

 そして搭乗。ユーザーはVRコントローラから2つのコントロールスティックに持ち替えガンプラを操縦できる。ガンプラは3人称支点で見ることができ、チュートリアルでは迫り来る隕石を打ち落としながら進んでいく。

 クライマックスは巨大MA(モビルアーマー)ビグ・ザムとの対決だ。ビグ・ザムはすさまじい火力でユーザーとガンプラを追い詰める。ユーザーとガンプラは果たして勝てることができるだろうか? という展開になる。

宇宙空間でガンプラを操縦
チュートリアルでは迫り来る小惑星を破壊
ビグ・ザム登場!
すさまじい攻撃を避け、戦う!

 今回の「ガンプラバトルVR」はアニメ「ガンダムビルドファイターズ」のような対戦形式ではなく、いわばシングルプレイのCPU相手のものとなる。開発者はあえてパイロットとしての操縦だけでなく、ガンプラとしてVR空間で楽しむ要素、そしてそのガンプラが巨大化してハンガーに設置され、それを見上げる体験を是非して欲しかったからだという。

 またユーザーが自分のガンプラを持ち寄る本番では、自分のガンプラを見るシーンでオペレーターがユーザーに「ガンプラのこだわりポイントは?」といった質問をし、ガンプラを多くの人に披露する楽しさも追求するとのこと。

 「ガンプラバトルVR」は様々な可能性を持ったコンテンツである。今回は業務用スキャナーで精密にデータを取り込んでおり、自分が作ったガンプラに乗り込む体験ができる。今回の会場に限らず、他の場所でもぜひ実施して欲しいイベントである。