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「PROPLICA ゼルダの伝説 マスターソード」、リンクが持つ伝説の剣を手にできる喜び!【#魂ネイション2023】

任天堂監修の元鋭意開発中!

【TAMASHII NATION 2023】

開催期間:11月17日~19日

会場:東京都千代田区「ベルサール秋葉原」・「秋葉原UDX」

入場料:無料

 ディスプレイを見たときファンならずともぐっとくるのが「PROPLICA ゼルダの伝説 マスターソード」だ。ゲーム「ゼルダの伝説」に出てくる重要アイテム「マスターソード」をなりきり玩具ブランド「PROPLICA」で表現した商品だ。発売日、価格未定だが、2024年上旬に追加情報を発信予定だという。

 「ゼルダの伝説」は作品により世界やキャラクターの設定が異なる。「マスターソード」も強力な武器という位置づけではあるものの、デザインも作品によって違う。そのため「PROPLICA ゼルダの伝説 マスターソード」はあえて原典のゲーム作品を設定せず、「ファンがイメージするマスターソード」として企画を進めているという。まだまだ仕様や企画は明かせない部分、設定中のところもあり、今後の情報を楽しみにして欲しいとのこと。

森の奥深く突き刺さっているイメージでのディスプレイ。目にしたときぐっとくるシチュエーションだ
「ゼルダの伝説」の特定の作品に出てくるマスターソードではなく、総合的なイメージを追求する方向性とのこと

 「PROPLICA」は「仮面ライダー変身ベルト」といった商品と比べ対象年齢を上げている。このためユーザーが振り回して使用することを推奨しておらず、例えば加速度センサーによる斬劇音を鳴らすといったギミックは搭載していない。ただし斬劇音、打突音などは収録しており、ディスプレイしたり手に持った状態で音を鳴らして楽しむことができる。

 ほかにも本シリーズの商品には刀身に触感センサーを搭載し、劇中のキャラクターのように頭身に手を触れスライドするとギミックが動作する仕掛けなどもある。「PROPLICA ゼルダの伝説 マスターソード」にはどんなギミックが搭載されるだろうか?

 また、ディスプレイモデルとして造形、塗装は非常に凝ったものになる。劇中の見え方の再現という方向ではなく、「そのアイテムが現実にあったらどう見えるか、手に持つとどんな質感が感じられるか」を重視してデザイン、造形なども決めるとのこと。眺めて、手に持って世界観を感じさせるアイテムとなるという。

刀身にはトライフォースの紋章が。造形や質感は大いにこだわり、本物感を追求する。音声ギミックも搭載予定。細かい仕様はまだ秘密だ
握り部分は滑り止めを思わせる意匠も。柄のデザインなど作品との関連性を考えるのも楽しい

 今回の「PROPLICA ゼルダの伝説 マスターソード」の展示は地に突き刺さった形になっており、マスターソードの不思議な力を感じさせる演出とて刺さった部分が光っており、とても神秘的な雰囲気だ。この台座が商品化されるのか、鞘がつくのか? こういったところも気になるところだ。本商品に関して任天堂の担当者も意欲的であり、様々な案を検討中とのこと。

 「PROPLICA」はこれまでも刀を扱った商品がある。刀身も含めほとんどの部品は樹脂製だが、"本物感"を重視して重りを入れしっかりとした重量感も追求している。もちろんマスターソードもこういった路線を継承される予定だ。

 ゲームやコミック、映画などで使われるアイテムの本物そっくりな"レプリカ"は手にすると特別な感情がわき上がる。何よりも「任天堂監修のオフィシャルアイテム」という魅力、そしてこれまでのBANDAI SPIRITSの「PROPLICA」の実績は期待感を大きく上げてくれる。ゲームのリンクのように、マスターソードを手にできるという期待はぐっとくるものがある。続報を、何より発売を心待ちにしたい。

会場では地面に突き刺したディスプレイ。刺さった部分の光が漏れる演出が楽しい
会場では触れないが、手に持ってみたくなる質感だ。重量感も追求したいとのこと