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コトブキヤ、テレビ朝日との資本業務提携契約を締結

【コトブキヤ、テレビ朝日資本業務提携契約】

12月11日 発表

 コトブキヤは、テレビ朝日との資本業務提携契約を締結したと12月11日に発表した。

 コトブキヤは今後のさらなる成長のため、今後の成長戦略方針を踏まえて事業拡大や企業価値の向上を目的として、テレビ朝日との資本業務委提携を行うことを決定したという。同社と提携することで、オリジナルIPの創出や拡充による収益力を強化すると共に、新領域への事業展開を加速する。両社の保有するコンテンツを活用した包括的な連携も行い、これまでにないコンテンツの企画や開発も検討するとしている。

 具体的には、オリジナルIPやコンテンツの共同開発と二次利用の共同開発、両社の保有するIPやコンテンツを活用した商品化、メディア展開などにおけるさらなるビジネス展開、メタバースなど新領域でのビジネス展開、人事交流を通じたコンテンツ開発、展開力の強化を行う。

壽屋 代表取締役社長 清水一行氏コメント

 当社は「私たちが作り出すホビーを通じて世界の人々と幸せを共有する」をミッションとして、オリジナルIP拡充に向けた投資・育成や、プラモデル・フィギュアに続く新領域の確立などを成長戦略に掲げ、積極的な施策を推し進めてまいりました。

 こうしたなか、メディア展開において強いノウハウと実績を持つテレビ朝日と、お互いの企業価値向上に向けた資本業務提携を締結できたことを大変喜ばしく思っております。両社のリソース、ノウハウ、強みを存分に生かし、共創に取り組むことで、事業強化・拡大を図るとともに、長期的な事業発展の実現を目指したいと考えております。

 創立から70年、当社は常に新しいことに挑戦しながら今日まで歩んできました。この度のパートナーシップにより、これまで以上にユーザーの皆さまに喜んでいただける製品・サービスを提供すべく、よりグローバルなエンターテインメント企業の実現を目指してまいります。

テレビ朝日 代表取締役会長 早河 洋氏コメント

 当社グループは、2023年度から新たな中期経営計画「BREAKOUT STATION! 新しい時代のテレビ朝日 経営計画2023-2025」として、“全ての価値の源泉はコンテンツにある”という基本理念のもと、コンテンツをあらゆるメディアに360度展開し、コンテンツ価値を最大化する「360°戦略」を推進しています。

 その中でもIPビジネスを中心に新領域へ挑戦する成長戦略としてアニメ・ゲーム事業、メタバース事業などでのビジネス開発を強化しています。

 テレビ朝日と壽屋は、これまでも当社が展開するメタバース空間を活用してイベントを開催するなど連携してまいりました。

 当社の持つIP・コンテンツ制作力およびメディアによる展開力と、壽屋の持つクオリティーの高い商品化技術や、海外を含む幅広い販売網などお互いの強みを活用することで、IP・コンテンツの開発や⼆次利用展開で連携を深め、コンテンツの価値を最大化する体制を構築してまいります。