動く実物大ガンダムの会場で販売される、「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」の詳細を紹介

　BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部は、横浜にある「THE GUNDAM BASE YOKOHAMA Satellite」で、フィギュア「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」を12月23日より販売する。価格は99,000円。

　本商品はプレミアムバンダイにて4月に抽選販売が行われ、12月22日より発送されるフィギュア「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」の会場限定での販売商品である。本稿では動く実物大ガンダムの写真も交えた上で、商品の魅力を紹介したい。

全長17mの巨体が動く、山下埠頭に展示されている動く実物大ガンダム

　モチーフとなる「動く実物大ガンダム」は、2014年よりスタートした「ガンダム GLOBAL CHALLENG」によって誕生したプロダクトだ。「実物大ガンダム立像」を実現した次のチャレンジとして、"動く実物大ガンダムを実現する"というものだった。いかに動かすか？　どう実現するか？　様々な課題を多くの企業が協力することで、実現した。

　それはGUNDAM-DOCKという巨大な施設から伸びたアームによって体を支え、このアームを動かすことで様々なアクションを可能としたのだ。このためガンダムはよく見ると接地はしておらず、歩いているように見えても地を滑るように動いて足を動かしている形である。実際にガンダムを動かすには技術面、安全面、法律などでの制約も大きく、その上でどう可能にするか、多くの人が模索し、研究し、実現したのだ。それは巨大ロボットという歴史であり、ロマンにおいて偉大な一歩と言える。

【動く実物大ガンダム】

18mのガンダムが動く、その感動は本物を目の前にしてはじめて体験できる

会場演出に注目

夜は大きく表情を変える

　18メートルの巨体が実際に足を動かし目の前に来る。巨大ロボットを想像した人にとってまさに夢が叶うこの景色が見れるだけでも多くの知見が得られる。この施設はメンテナンスや検査などをしっかり行うことで当初の予定から大きく期間を延長し、2024年3月まで稼動する。巨大ロボットとはどういうものか、一度でも考えたことがある人ならば、実際に動くガンダムが見れるこの機会を逃さない手はないだろう。

動く実物大ガンダムの実在感を感じ取れる「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」

　動く実物大ガンダムは復元されたという設定とストーリーがあり、アニメとは独立したガンダムで、型式番号も「RX-78F00」となっている。プラモデルや食玩、フィギュアなども発売されているが、「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」はその決定版と言えるアイテムとなっている。

　全高約370mmという大きなサイズ、そして内部フレームの一部や関節などにダイキャストを使用することで重さと強度を実現、ディテールや質感で動く実物大ガンダムの魅力をたっぷり感じることができる。各部と台座のLEDを光らせることで夜のガンダムの雰囲気も体験できる。

【動く実物大ガンダム】

ライトアップで、会場の演出も追体験できる

会場のガンダムを見上げた記憶が蘇る

LEDで様々な箇所が光る

　加えて本商品の魅力として"演出"がある。起動実験の演出音声、「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」を収録。会場で見たガンダムの音声演出をそのまま商品でも再現できる。曲や音声に合わせガンダムを動かせば様々な想いを感じることができるだろう。

　さらにオリジナルギミックとして外装を取りはずしフレームだけの状態にすることも可能。また、他のガンダムフィギュア同様、様々なポーズを取らせることも可能だ。ビームサーベルを引き抜いたり、シールドも構えられる。モチーフを越えた遊び方も可能なのだ。

【オリジナルギミック】

外装を外す

ポーズを取らせる

　今回の販売では購入には手順が必要で、商品の受け渡しは2Fの「カンファレンスルーム」となっている。詳細は販売告知ページを参照して欲しい。

「DX超合金 GUNDAM FACTORY YOKOHAMA RX-78F00 GUNDAM」販売告知ページ