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「ウルフファング空牙2001」から「TYPE01蒼龍」に続き「天雷」をPLUMが出展!【#ワンフェス】

作りやすい設計と組み替えギミックを再現した「5inch Mechanism」シリーズ

【ワンダーフェスティバル 2024夏】

開催日時:7月28日10時~17時

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール

(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

入場料

当日券:4,000円

 7月28日に幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル 2024夏」のPLUMのブースに、10月発売予定の「ウルフファング空牙2001 1/35スケール TYPE01蒼龍(SORYU)」と、新作の「1/35スケール TYPE02天雷(TENRAI)」の試作品が展示された。

ワンフェス2024夏のPLUMブース

 データイーストより1991年にリリースされたアーケードゲーム「ウルフファング 空牙2001」に登場するプレイヤー機を、PLUMが展開中の「5inch Mechanism」シリーズでプラモデル化したものだ。

「5inch Mechanism ウルフファング空牙2001 1/35スケール TYPE01蒼龍(SORYU)」。10月発売予定。価格は6,050円。現在予約を受付中。PLUM公式ショップで予約すると特典のパイロットフィギュアが付属する
今回初出展された「1/35スケール TYPE02天雷(TENRAI)」。発売日、価格は未定だが、8月の予約開始時に詳細が明らかにされる

 5inchが表す、完成時約130mmというコレクションしやすいサイズで、1時間~1.5時間程度で完成する作りやすい設計のもと、ゲームに登場するメカをプラモデル化している同シリーズ。「蒼龍」と「天雷」はその最新アイテムで、この2機種に続き「火龍」と「神龍」の発売も予定されている。これら4種類を揃えると、それぞれのパーツを組み替えて、ゲーム内で選ぶことができた全64パターンの機体を再現できる仕様だ。

ホーミングミサイルランチャー、ナックルショット、バルカンキャノン、2足滑走型の脚部を持つ蒼龍

 キットは完成したときのプロポーションができるだけゲーム内のイメージに近いように設計ししていると担当者の談。また、「蒼龍」に付属する猟兵の一部の関節がちゃんと可動するようになっているのもこだわりなのだとか。

 同じ10月にはゲームソフト「ウルフファング・スカルファング サターントリビュート Boosted」が発売予定で、ファンの間での盛り上がりにも期待がかかる。また残る2機種についての続報もお楽しみに。

蒼龍には猟兵が付属している。関節の一部は可動するそうだ
天雷はエレクトリッガー、ビームソード、クラスターガン、2足ホバー型の脚部を持つ
ブースには描き下ろしのイラストが展示されていた

 また同ブースではシューティングゲーム「雷電II」(1993年)に登場する「雷電Mk-II」が企画中ということもパネルにて発表された。PLUMは2021年に「雷電V Director's Cut」の「FT-00004A Azuma」のプラモデルを発売していて、今回は特にファン人気の高い「雷電Mk-II」が1/100スケールで発売となる。「雷電」もまた新作「雷電NOVA」の発売がこの10月に発売予定だが、「ウルフファング」とともにゲームの発売に合わせたのではなく、単純に担当者が好きなゲーム作品の機体を企画したことが偶然合致したそうだ。

 今回発表された2作品のファンはもちろんのこと、今後のゲーム作品のプラモデル化にも大きな期待がかかる。

「雷電Mk-II」は残念ながらパネルのみの展示。試作品のお披露目を待ちたい