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T-SPARK「プロジェクトM」改め「オルタードナノ」が発表。荒牧伸志氏がメカデザイナーとして参加【#全日本模型ホビーショー】
車から人型に変形するパワードスーツなども企画中
2024年10月12日 11:50
- 【第62回 全日本模型ホビーショー】
- 開催日:10月11日~13日(11日は業者招待日)
- 会場:東京ビッグサイト南1、2ホール(東京都江東区有明3-11-1)
- 入場料
- 当日券:1,200円
- 前売り券:1,000円
- ※中学生以下は無料
10月11日より東京ビッグサイトにて開催中の「第62回 全日本模型ホビーショー」のタカラトミーブースに、T-SPARKブランドで展開予定のアクションフィギュア「オルタードナノ」が出展された。
「オルタードナノ」は、今年5月に静岡ホビーショーで「プロジェクトM(仮称)」として発表されたアクションフィギュアで、キャラクターデザインにKojima Productionsの新川洋司氏を起用している。
また今回のホビーショーでの発表にあたり、荒牧伸志氏がメカニックデザイナーとして参加することも明らかとなった。
新たに決定した名称「オルタードナノ(ALTERED NANO)」とは、“変化”を意味する「Alternate」と“小さい”という意味の「Nano」をかけ合わせた言葉で、“小さなところから変化をもたらす”といった意味に加えて、“人間をどう進化させていくか”というテーマがその世界観に盛り込まれているとタカラトミーの企画担当者は語る。
ブースにはAからEまで5つの(うちCとDは同じもの)の試作原型が展示。事前に発表されていた通り、かなり優秀な可動を誇るアクションフィギュアとなるようだ。
それぞれは静岡ホビーショーで発表されたときよりも設計がブラッシュアップされていて、背中に特徴的な武装を背負っている。これはシールドと武器を兼ねた役割を持っているそうだが、詳細はまだ非公開。
それぞれのカラーリングなどについても後日発表となるが、全体的に密度感を高め、ユーザーがガジェットを手にしたときのような満足感を味わえる素材や塗装にこだわっていくとのこと。仮称に含まれた「M」の文字から連想されるフィギュアシリーズとは一線を画す、まったく新しいアクションフィギュアを作る感覚で開発を進めているそうだ。
また今回、同シリーズで企画中のビークルなどのメカデザインを荒牧伸志氏が手がけることも明らかとなり、そのデザインイラストの一部も披露された。
荒牧氏といえば「機甲創世記モスピーダ」や「メガゾーン23」、「ガサラキ」といったアニメ作品のメカデザインを担当していて、今回披露されたイラストにも、4輪バギーからパワードスーツへと変形するものや、一輪バイクなど個性的なビークルの存在が確認できた。これらはもちろんイラストのように、フィギュアと絡められるものとして企画中だ。
新川氏と荒牧氏による2大クリエイターの共演が一体どんな世界観を作り上げるのか、次の公式発表をお待ちいただきたい。