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アオシマの新ブランド「PLAfig」第1弾は「ゴジラ(2023)」!【#全日本模型ホビーショー】

ポーズ固定のプロポーション/ディテール重視のプラモデルを展開

【第62回 全日本模型ホビーショー】

開催日:10月11日~13日(11日は業者招待日)

会場:東京ビッグサイト南1、2ホール(東京都江東区有明3-11-1)

入場料
当日券:1,200円
前売り券:1,000円
※中学生以下は無料

 「第62回 全日本模型ホビーショー」のアオシマブースに、2025年より展開予定の新ブランド「PLAfig(プラフィギュア)」の第1弾「ゴジラ(2023)」の原型が展示された。

アオシマブースの「PLAfig ゴジラ(2023)」展示コーナー

 「PLAfig」とは、アオシマがこれまで培ってきたキャラクタープラモデルの技術を結集し“圧倒的な造形プラモデル”を目指すことをコンセプトに立ち上がった新ブランドだ。その第1弾としてラインナップされたのが劇場用映画「ゴジラ-1.0」に登場する「ゴジラ(2023)」である。

「PLAfig ゴジラ(2023)」。2025年発売予定。価格は未定

 原型制作に造形師の蟹蟲修造氏を起用し、東京に上陸したゴジラが国会議事堂に向けてに放射熱線を吐くときの姿を忠実に再現している。背中から突き出た無数のヒレや、皮膚の質感、体型、表情なども高いレベルで完成している。

劇中で見せた恐ろしい表情を表現
ゴジラのトレードマークでもあるヒレ。なお原型に見える分割線は、製品のものとは異なる

 新ブランドの立ち上げに際し、精密な造形を見せるのに最も適しているという判断のもとに「ゴジラ-1.0」のゴジラを選んだと企画担当者の談。この担当氏は個人的にも原型を作ってワンフェスなどに参加していて、蟹蟲氏の起用も造形師として繋がりがあったことがきっかけになったのだとか。今にも動き出しそうなポージングや迫力を追求した造形にこだわって開発が進められている。

この皮膚の質感がプラモデルで表現されるのだ
本当に動き出しそうな尻尾の造形にも注目
これぞゴジラというシルエットも魅力的

 展示された原型はほぼ完成形で、ここからはプラモデルとしてのパーツ設計を進めていくとのこと。成形色はゴジラの色に合わせたものになる予定で、多少なり塗装が必要なキットとなるようだ。

 アオシマの新機軸「PLAfig」シリーズ。担当者はこのシリーズで「ウルトラマン」シリーズの怪獣を作ってみたいという構想もあるそうで、このゴジラ以降の展開にも期待がかかる。