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T-SPARK「トイライズATコレクション」が始動。「アクティックギア」から受け継ぐ「ボトムズ」1/48ATフィギュアはシリーズ化を前提とした新作も出展!

【T-SPARK ZONE 2025】

開催期間:1月17日~19日

開催時間:11時~18時 ※17日のみ19時まで

会場:AKIBAカルチャーズZONE 4FイベントスペースCulZone

入場料:無料

※保護者同伴でない15歳未満の入場はお断りしております。

 本日1月17日より開催中の「T-SPARK ZONE 2025」の「トイライズ(TOYRISE)」展示コーナーに「装甲騎兵ボトムズ」に登場するメカ「アーマード・トルーパー(AT)」をモチーフとした1/48スケールフィギュア「トイライズATコレクション」が出展され注目を集めていた。

「T-SPARK ZONE 2025」の「トイライズATコレクション」展示コーナー

 タカラトミーが今から20年前の2005年より、同じ「装甲騎兵ボトムズ」をテーマに発売したアクションフィギュア「アクティックギア」のコンセプトを受け継ぐシリーズとして、1/48という統一スケールにて9月より展開されるこのシリーズ。現代のタカラトミーの開発技術を導入し、全高約85mm(スコープドッグ)のサイズに、ハイディテールかつプレイバリューの高い完全新規設計のアクションフィギュアとして開発が進められている。

「トイライズ ATコレクション01 スコープドッグ レッドショルダーカスタム」。9月下旬発売予定、価格は8,250円
ノーマルのスコープドッグをフルチューンした機体。肩のポッドのロケット弾が1本1本取り外せるなど、小さいながらも非常に凝った仕様だ
コクピット内はアクティックギアより広めかつ緻密に設計していることを担当者は強調していた。筆者は同じタカラトミーのあの小さな可動フィギュアを乗せられるかも、と考えているのだが、どうだろうか!?

 デザインバランスは現在のボトムズファンが求める最適解を目指したもので、もちろん降着ポーズやコクピット/メンテナンスハッチ/バイザーの開閉、ターレットレンズの回転/可動、アームパンチ時の腕の伸縮、脚部ターンピックの可動といったギミックを備えている。イベントに展示されたものは試作品で、カラーリングは塗装ではなく成形色+部分塗装の仕様となるそうだ。

「トイライズ ATコレクション02 スコープドッグメルキア仕様」。9月下旬発売予定、価格は8,250円
劇中序盤で惑星リドでの戦闘で存在感のあったメルキア軍カラーのスコープドッグ。ヘビィマシンガンのほか、ロックガン、ペンタトルーパー、パラシュートザックが付属

 シリーズ名の「トイライズATコレクション」にはナンバリングが冠されていて、中~長期でのシリーズ化を前提に企画を進めていると担当者の談。今回試作品が初出展された「オーデルバックラー」や「エルドスピーネ」といったラインナップは、アクティックギア時代には発売されなかった機体も積極的に商品化していくことの証明であり、もちろんこれらが登場した「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」に登場したあの機体の企画構想もあるそうだ。また今回は展示されていなかったが、「東京おもちゃショー2024」で披露されたスコープドッグターボカスタムやラウンドムーバー装備なども企画中とのこと。

「オーデルバックラー」。正式商品名、発売日、価格は未定
スコープドッグよりも大型のATで、試作品のサイズも少し大きめだった。可動やギミック、カラーなども気になるところ
「エルドスピーネ」。正式商品名、発売日、価格は未定
OVA「赫奕たる異端」に登場した機体。「孤影再び」にも頭部形状が異なる同機が登場していたが、そちらも再現されるのだろうか?

 担当者が強くアピールしていたのは、タカラ時代から培ったボトムズシリーズ玩具の開発ノウハウとそれにおける信頼感だ。プロポーションやギミック、可動、質感まで、タカラ時代からのファンから新規のファンまで全員を満足させるクオリティを目指して、ここからさらにブラッシュアップを重ね、シリーズのラインナップも検討していくと約束してくれた。今後の展開も含め、筆者を含むボトムズファンの“最低野郎”達はこのシリーズから目が離せない。