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オリジナルの“遊んで楽しむ魅力”を踏襲!ビー玉を発射できる「LEGACYSOUL スーパービーダマン ファイティングフェニックス」【#静岡ホビーショー】

【第63回 静岡ホビーショー】
会期
業者招待日:5月14・15日
小中高校生招待日:5月16日
一般公開日:5月17・18日
会場:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)
入場料:無料
※入場には事前登録が必要

 タカラトミーのトイブランド「T-SPARK」で展開される「LEGACYSOUL(レガシーソウル)」シリーズの第2弾ラインナップとして「LEGACYSOUL スーパービーダマン ファイティングフェニックス」が、「第63回静岡ホビーショー」にてお披露目された。

T-SPARKブースの「LEGACYSOUL」展示コーナー

 「スーパービーダマン」は1990年代から2000年代かけて一大ブームを起こした旧タカラのおもちゃ「ビーダマン」を1995年にオリジナルIPとして派生させたシリーズだ。ビー玉を撃ち出す競技性の高さに注目が集まり、コミックやアニメによるメディアミックス展開も行われる人気ホビーとなった。現在30歳~40歳代の当時遊んだことがあるユーザーの記憶には、その存在が深く刻まれているのではないだろうか。

「LEGACYSOUL スーパービーダマン ファイティングフェニックス」。発売日、価格は未定。予約開始は2025年度を予定していて、タカラトミーモールでの限定販売となる

 この「LEGACYSOUL」では当時の主力アイテムの一つ「ファイティングフェニックス」をラインナップ。本体はオリジナルのシルエットを踏襲しつつ、現代のおもちゃとしてのクオリティで造形をブラッシュアップし、競技としても楽しまれていたビー玉を発射するギミックも搭載している。本体には「OS(オーバーシェル)ギア」と「パワーウイング」を装備できるようになっていて、さらにケースとターゲットを兼ねた「ターゲットケース」を同梱したセットを予定している。その他、別売りのアイテムとして企画検討中の「マガジン」や「バレル」といったカスタムパーツも参考展示されていた。

こちらは商品同等の試作品。左から本体、OSギア、パワーウイングという構成で、発射するビー玉も見える
右の無塗装の試作と比較すると、それぞれがどう色分けされているかが分かる
ファイティングフェニックスを収納するためのターゲットケース。ターゲットは背面にある

 かつてオリジナルの「スーパービーダマン」を手がけていた担当者がこの「LEGACYSOUL」版も引き続き開発を担当していて、「ビーダマン」としての“遊んで楽しむ魅力”は可能な限り残すことを常に意識しているとのこと。カスタムパーツを使ったカスタマイズ要素も想定した設計で、撃ち出すボールもガラス素材のビー玉にこだわり、今回販売する商品にも付属する予定。商品仕様は完成品ではなく、オリジナル同様のインジェクションのプラスチック製キットで、一部難しい工程がある部分は組み立て済みのパーツにすることを考えているそうだ。

企画検討中のカスタムパーツ。左からバレルとマガジンで、ファイティングフェニックス本体はこれらを装着する想定で設計されている

 ちなみにこの「LEGACYSOUL」シリーズは、第1弾が「ミクロマン」、第2弾が「スーパービーダマン」と旧タカラが販売していた商品で決定しているが、それだけに限定されず、旧トミーの商品を扱う可能性もあるという。今後このシリーズでの商品化希望アンケートのような機会を設けることもあるそうなので、欲しい商品があれば積極的に回答してその思いを伝えよう。