ニュース
実力派原型師が手がける緻密な造形をプラモデルに集約。アオシマの「PLAfig」シリーズは「ゴジラ(1999)」や「デストロイア」も企画中【#静岡ホビーショー】
2025年5月18日 13:27
- 【第63回 静岡ホビーショー】
- 会期
- 業者招待日:5月14・15日
- 小中高校生招待日:5月16日
- 一般公開日:5月17・18日
- 会場:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)
- 入場料:無料
- ※入場には事前登録が必要
アオシマが新たに立ち上げた「PLAfig(プラフィギュア)」シリーズの最新アイテム、「ゴジラ(1999)」と「デストロイア 完全体」が「第63回静岡ホビーショー」の同社ブースに出展された。
ガレージキットのような緻密な造形をプラモデルで提供することを目的として企画される「PLAfig」シリーズ。その第1弾が9月発売予定の「ゴジラ(2023)」だ。「ゴジラ-1.0」のゴジラで、今年のホビーショーでは最新の着色された完成サンプルも展示。そのクオリティの高さで来場者を驚かせていた。
造形自体の大きさは約130mmとそれほど大きいものではないが、ゴジラの皮膚やヒレ、牙までがこのサイズのプラモデルで表現されている。未塗装かつスナップキットでもないので、誰でも簡単に作れるものではないが、組み立て自体が難しいものではないので、ステップアップを目指すモデラーは挑戦してみる価値はある。
そして今年は新たに「ゴジラ(1999)」と「デストロイア 完全体」が企画中ということも発表となった。前者は発表済みの「ゴジラ(2023)」と比較するとやや細身で、大きな目と口が特徴。こちらも試作原型の段階からかなりの完成度を誇っている。ちなみに企画担当者はこのゴジラの世代で、特に思い入れが強いことを話していた。
後者のデストロイアは、ファンにとっても嬉しいライバル怪獣の登場で、翼や頭部、複数の爪など、ゴジラにはない意匠の表現に注目。この造形をプラモデル化することができれば、「ゴジラ」シリーズに限らない怪獣の立体化への可能性が広がるだろうと担当者の談。今後のラインナップにも影響しそうな商品となりそうだ。弊誌ではこの「PLAfig」シリーズの企画担当者へのインタビューも掲載予定なのでお楽しみに。
TM & (C) TOHO CO., LTD.