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マテル、陣取りボードゲーム「ブロックス」で脳が活性化することを発表

8月7日発表

 マテル・インターナショナルは8月7日、ボードゲーム「ブロックス」において、プレイすることで脳機能への効果があることを脳科学的に検証、結果を発表した。

 「ブロックス」はボードのマスに赤・青・緑・黄色の各21個の形の違うピースを、同じ色のピース同士角と角がつながるように置いていく陣取りゲーム。全員がピースを置けなくなったら終了。最大4人まで同時にプレイすることができる。

 今回、マテルは「ブロックス」が脳機能に与える影響を科学的に検証することを目的に、2組の3世代ファミリーを対象として実施。プレイ中の脳血液量を測定するために赤外線センサーを前頭部に装着し、プレイ中の前頭葉の血液量変化をリアルタイムで可視化した。

 結果、親子3世代で「ブロックス」をプレイした実証実験において、いずれの世代でも前頭葉の血液量が大幅に増加することが明らかになった。戦略で頭を使うだけでなく、コミュニケーションをとることで前頭葉が活性化する。子供の成長だけでなく、老人の認知症予防にも期待されるという。詳細はプレスリリースを参照してほしい。

・プレスリリースのページ

脳血液変化量の比較
脳血液変化量の積分値