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ダイソーTCG「蟲神器」に新レアリティの「UR ニホンミツバチ」プロモカードが登場!

10月25日に開催される「国立環境研究所一般公開2025」で先行配布

【国立環境研究所 一般公開2025】
日時:10月25日 10:00~15:00
会場:国立環境研究所
入場料:無料

 ダイソー(大創出版)のトレーディングカードゲーム「蟲神器」と、茨城県つくば市の国立環境研究所とのコラボイベントが10月25日に開催されることが決定した。そのイベントで参加者全員に配布される限定プロモカードの詳細が明らかになったので、ご紹介したい。

蟲神器初の同名上位カード「UR ニホンミツバチ」。レアリティも初登場のUR

 2025年10月25日、茨城県つくば市の国立環境研究所の一般公開が行なわれる。国立環境研究所は、地球環境問題から地域の環境問題まで環境問題を幅広く総合的に取り組む日本の中核的な研究所であり、地球システム分野や地域環境保全分野、災害環境分野など、さまざまな分野で研究が行なわれている。一般公開では、各分野の取り組みなどが展示・公開されており、生物多様性領域分野では、その一環として、ダイソーTCG「蟲神器」とのコラボイベントが開催される。

 蟲神器コラボイベントは、体験会、バトル大会、コラボ展示などがある。体験会とバトル大会は事前応募制で、すでに応募は終了しているが、コラボ展示は申し込み不要である。このコラボ展示を見た方全員に、国立環境研究所が特別監修した2種類の蟲神器プロモカードが2枚ずつ配布される。

 果たしてどんなプロモカードが配布されるのか注目が集まっていた中、第1弾として10月2日に「ヒアリ」が発表された。ヒアリは、蟲神器第1弾ブースターパックに収録されていた赤2コストのRカードであり、自分の赤のエサの数×200のダメージを相手に与える「毒針」というワザを持っている。赤単をはじめ、アグロ系デッキでよく使われているカードだ。国立環境研究所のイベントでは、このヒアリの絵違いのプロモカードが配布される。

【国立環境研究所一般公開2025で配布されるプロモカードと既存のカード】
「ヒアリ」のプロモカード。いわゆるフルアート仕様だ
第1弾として登場した「ヒアリ」のカード。強さや効果はプロモ版と同じだ

 続いて、10月10日にプロモカードの残りの1枚「ニホンミツバチ UR」が発表された。このカードは、非常に注目すべきカードである。これまで登場したプロモカードは、基本的に全てすでにブースターパックなどで登場しているカードの絵違いや表面加工違いで、いわゆるパラレルなどと呼ばれる存在である。つまり、カードの効果や強さそのものは既存のカードと同じである。

 しかし、今回発表されたニホンミツバチ URは、第1弾ブースターパックに含まれていたニホンミツバチと、虫の名前は同じだが、レアリティが異なり、効果や強さも全く異なる新規カードなのだ。蟲神器で、プロモカードが新規カードとして登場したのは初めてだ。なお、このニホンミツバチ URは、レアリティにも注目したい。これまで、蟲神器のレアリティは上位から、LR(レジェンドレア)、SR(スーパーレア)、R(レア)、N(ノーマル)の4種類であり、UR(ウルトラレア)は、5つめの新たなレアリティとなる。URがLRの上位なのか、LRとSRの間に位置するレアリティなのかはまだ明らかにされていないが、TCGの通例だと新規レアリティは最上位になることが多い。

 ニホンミツバチ URは、現在開発中の第7弾に収録予定のカードということであり、第7弾の先行としてプロモカードが配られる。ニホンミツバチ URは、青1コストで体力は300、ミツバチの必殺技ともいえる「熱殺蜂球」と「ウイング・スラッピング」という2つのワザを持っている。前者は自分場の「~バチ科」の虫の数×100のダメージを与えるというもので、ハチ主体のデッキが大きく強化される。また、ウイング・スラッピングは、相手のコスト1以下の虫を相手の手札に戻すワザで、現在猛威を振るっている「小蠅アグロ」対策として有効であろう。

 なお、この2種類のプロモカードは、蟲主総会など今後のイベントでも配布予定とされている。

【国立環境研究所一般公開2025で配布されるプロモカードと既存のカード】
「ニホンミツバチ UR」のプロモカード。蟲神器初の先行プロモであり、レアリティも初のURとなる
第1弾として登場した「ニホンミツバチ」のカード。こちらのレアリティはRで、強さや効果もプロモ版とは異なる