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テーマは「クメン」、ジオラマ展「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」開催!

密林のジオラマに加え、「メロウリンク」や「青の騎士」など見所たっぷり

【装甲騎兵ボトムズ総合模型演習2026】
10月9日~11月8日開催
会場:北千住マルイ7F「1010 PARK」
入場料:2,500円

 バンダイナムコフィルムワークスは、「装甲騎兵ボトムズ」のジオラマ展「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」を10月9日から11月8日まで北千住マルイ7F イベントスペース「1010 PARK」にて開催する。

 様々なモデラー達がアニメ「装甲騎兵ボトムズ」をテーマに様々なジオラマを製作・展示する「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」。今回はアニメの1エピソード「クメン王国」での戦いにフォーカスしている。技巧を凝らしたモデラー達の作品は見ているだけで楽しい。さらに外伝作品「機甲猟兵メロウリンク」や外伝小説「青の騎士ベルゼルガ物語」のジオラマ、有志達の作品も展示している。

 BANDAI SPIRITS、マックスファクトリー、ウェーブ、RCベルグの「ボトムズ」最新商品に加え、ガレージキットも販売。加えて45周年となる「太陽の牙ダグラム」の展示など見所満載のイベントとなっている。内覧会からイベントの魅力を紹介したい。

「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」では様々なモデラーのジオラマが楽しめるほか、プラモデルを始めとしたたくさんのグッズが購入できる

密林の地獄、クメン王国を舞台にしたジオラマの数々

 アニメ「装甲騎兵ボトムズ」は1クール(13話)で主人公・キリコが活躍する舞台を変えていく。今回のテーマになった「クメン王国」は第14話から27話までの舞台となる。クメン王国は近代化に反対する反政府組織と政府軍が戦いを繰り広げている。

 クメン王国はベトナムやタイといった地域を思わせる、高温多湿のジャングルに覆われた場所となっており、キリコは政府軍側の基地「アッセンブルEX-10」に所属する傭兵となって戦いに身を投じていく。しかし反政府側には謎の目的で暗躍する秘密組織の影があった……。

会場では「クメン王国編」のストーリーを紹介。見所を再現したジオラマも展示

 「クメン王国編」では前回の「ウド編」と異なり、敵味方のAT(アーマードトルーパー)が入り乱れる本格的な”戦争”が描かれた。密林の中の戦いや、水中戦、巨大な寺院や遺跡での戦いなどバラエティが豊かな上、一癖も二癖もある仲間の傭兵、ライバルとなるPS(パーフェクトソルジャー)イプシロンの登場など魅力的なキャラクターも多数登場する。「ボトムズ」の中で「クメン王国編」が一番好きだ、というファンの声も大きい。

 「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」では「クメン王国編」をテーマにしたジオラマが多数展示されている。まず来場者を出迎えるのが、本イベントのイメージイラストを再現したジオラマ。主人公キリコの参加する特殊部隊が並んだ構図だ。

 蛇のような執拗さで主人公キリコに疑いの目を向ける指揮官カン・ユーをはじめ、特殊なAT 「ベルゼルガ」を駆るル・シャッコなど個性的なメンバーと、彼らのATが細部まで塗装され展示されている。最新AT「ダイビングビートル」、キリコが愛用するスコープドッグの湿地帯戦仕様「マーシィドッグ」とファンにはおなじみの機体だけでなく、周囲のジャングルや水辺の作り込みにも目が奪われる。

今回のイベント用に描きおこされたイメージイラスト
イラストをジオラマで再現、ディテールをチェックするのが楽しい

 ダイビングビートルはマックスファクトリーが2027年3月に発売を予定している「PLAMAX SV-05 1/24 Scale ATH-06-WP ダイビングビートル」の試作を提供されて制作している。驚かされるのはベルゼルガである。PLAMAXではまだ商品化されていない機体なのだ。ジオラマのベルゼルガはダイビングビートルをベースに改造したものとのこと。

 そしてもう1つ、合計15体ものダイビングビートルが並ぶジオラマも展示している。ダイビングビートルはアッセンブルEX-10の主力機。部隊の雰囲気が味わえるジオラマだ。機体の前の兵士達も楽しい。

15体ものダイビングビートルが並ぶジオラマ

 このほかにもヘリで運ばれる姿を描写したジオラマは大きさの違う機体を並べることで空間を表現。さらに樹脂を全身にまとわせて水中から飛び出す姿を再現したジオラマや、キリコを逃がす女ゲリラ・モニカとの1シーンなど魅力的なジオラマが目白押しだ。これら以外にも様々なジオラマがある。ぜひ会場で見てほしい。

 もう1つ注目がメカデザイナー・大河原邦男氏がこのイベントのために書き下ろした新型AT「マーシィドッグPMC仕様」である。湿地戦用のマーシィドッグを民間軍事会社(PMC:Private Military Company)が使用するために改良した機体で、足の形状が異なり、追加装備がある。イベントではこの設定画に加え、この機体をウェーブの「1/35 マーシィドッグ」に取り付けて改造できるガレージキットも販売している。他にも様々なガレージキットが販売されており、「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習 2026」の大きな目玉となっている。

今回のイベント用に設定された新機体「マーシィドッグPMC仕様」
会場発売のガレージキットの追加パーツで再現可能
大河原氏のイラストも展示
大きさの違うプラモデルを配置することで空間を表現
水から飛び上がるスナッピングタートル
名場面を再現したジオラマ

「メロウリンク」や「青の騎士」、モデラー作品まで多彩な出展

 「クメン」以外にもモデラー達の力作は注目だ。中でもOVAの外伝作品「機甲猟兵メロウリンク」や外伝小説「青の騎士ベルゼルガ物語」をテーマにした作品は見応えがある。「メロウリンク」は陽動作戦に使われ、生き残ったものの濡れ衣を着せられたメロウは、復讐の旅路へ向かうこととなる。

 メロウは仲間の無念を晴らすため、あえてATを貫く接近武器「パイルバンカー」を装備した対ATライフルでATに立ち向かう。生身の人間がATに立ち向かうというテーマを会場では迫力あるジオラマで再現している。

ATに生身で立ち向かう「メロウリンク」のジオラマ

 「青の騎士ベルゼルガ物語」は、はままさのり氏による外伝小説。AT同士が戦う賭け試合「バトリング」をテーマに展開した作品だったが、中盤以降は独自の展開で大きく発展していく。試験機「ゼルベリオス」や、無人機「W-1」など多数のオリジナルATが登場している。会場ではこのオリジナルATが多数登場するジオラマが出展されている。

「青の騎士ベルゼルガ物語」の名場面を再現したジオラマ。小説オリジナルのATで構成されている

 他にも多数のプロ/アマチュアモデラー達の作品が出展されており見所満載だ。作品を細かく見ているだけでもあっという間に数時間たってしまうだろう。

45周年の「ダグラム」コーナーや、充実の物販も注目

 さらに今回は45周年を迎える「太陽の牙ダグラム」の出展も大きな注目ポイントだ。「太陽の牙ダグラム」は「装甲騎兵ボトムズ」の前番組で当時のタカラ(現:タカラトミー)のプラモデルが大ヒットした。「ダグラム」の好評が「ボトムズ」実現の原動力になったと言える。

 会場では当時のタカラの商品がガラスケースに収められ展示、マックスファクトリーのプラモデル作例作品もずらりと並んでいる。会場ではマックスファクトリーのプラモデルが多数販売されているほか、45周年を記念した特別商品「ラウンドフェイサー45周年エディション」も発売している。

放映当時発売されていたタカラの「ダグラム」関連商品
マックスファクトリーの「PLAMAX」での「ダグラム」の作例を多数展示

 物販はこのイベントの大きな魅力の1つだろう。RCベルグの「VOTOMS 1/35Scale Figure Series」はクメン編をテーマにしたフィギュアシリーズ。会場で先行販売される。他にもBANDAI SPIRITS、タカラトミー、マックスファクトリー、ウェーブなどの「ボトムズ」、「ダグラム」商品が多数販売されている。ガイアノーツの「ボトムズ」カラー、そしてガレージキットも必見だ。

 このほか全日本模型ホビーショーでも出展されていた各社の新商品も見ることができる。今回紹介できた要素は一部でしかない。ぜひ会場に足を運び「ボトムズ」の世界観にたっぷりと触れてほしい。

RCベルグの「VOTOMS 1/35Scale Figure Series」
多数のガレージキットが販売されている
ガイアノーツのレジンキットやカラー
45周年を記念した特別商品「ラウンドフェイサー45周年エディション」
グッズも多数販売
新製品の試作品を展示
マックスファクトリーの「PLAMAX SV-05 1/24 Scale ATH-06-WP ダイビングビートル」