レビュー
「HG 1/144 デュエルブリッツガンダム」レビュー
2024年8月1日 00:00
重装「アサルトシュラウド」を組み立てる
ここまでで「デュエルガンダム」部分が完成した。次は完成を目指して「アサルトシュラウド」を組み立てよう。「アサルトシュラウド」はかつての「デュエルガンダム」にも搭載されていた武装だが、「デュエルブリッツガンダム」では新たに「ブリッツガンダム」の武装だった「ランサーダート」、「グレイプニール」を彷彿とさせる「ランサーダートII」、「グレイプニールII」として搭載している。
これらを組み立てることで「デュエルブリッツガンダム」が完成する。実際に組み立てるとかなり重武装で、これによってある程度可動域が制限されることが分かる。特に肩関節の制限が顕著で、通常の「デュエルガンダム」とはかなり毛色の違うアクションポーズを考える必要がありそうだ。
重武装ならではの重みを感じるアクションポーズを考える
「デュエルブリッツガンダム」のアクションポーズを考える上で気にしていたのは、重武装、重装甲らしい重みのある動きをどう表現するかだった。ビームサーベルは1振りのみで、強力そうなビームライフルと右肩に「高エネルギービーム砲」を装備している。「ランサーダートII」も右腕に装備していて、主要な武装が右側に集中しているのもポイントだ。
「デュエルブリッツガンダム」を組み立て、アクションポーズを考えてみて、本製品は重武装を取り付けることによる形態の変化を楽しむガンプラだと思った。メインカラーがペールブルーに変わって可動域も変わり、全く別のガンプラが2個一気に組み立てられたような気すらする。個人的には幅広い可動域をそのまま楽しめる「アサルトシュラウド」装着前が好きかもしれないが、重武装を展開して遊べるフル装備状態もなかなか面白い。
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