レビュー
「30MM ACVI ナイトフォール」レビュー
2024年9月20日 00:00
パイルバンカーは射出状態も再現。武装の組み立て
アサルトライフル「RF-025 SCUDDER」
本キットの右腕部武装はアサルトライフルとなっており、全3パーツにて構成されています。少ないパーツ数ながらスライド金型を用いることで銃身部分の合わせ目をなくし砲身孔も再現しています。
パイルバンカー「PB-033M ASHMEAD」
左腕武装には本機の最も特徴的な武装であるパイルバンカーを装備します。本キットのパイルバンカーは射出状態をパーツ差し替えで再現することが可能であり迫力あるポージングが可能となっています
ゲームの看板機となった中量2脚型アーマード・コアキット
完成した「ナイトフォール」は中量ACらしいバランスのよいプロポーションと装甲の重厚感を感じさせるスタイルに仕上がりました。まずは4方向からその全貌を確認してみましょう。
本キットの可動域はスティールヘイズと同様に大きくはありませんが、武器を構えるといったゲームでのイメージを再現するようなポージングは問題なく行なうことが可能です。
肩部武装は角度を変更することで射撃姿勢を再現することができます。
左腕部のパイルバンカーは差し替え式で射出状態できるので攻撃時のアクションを再現可能です。杭を撃ち出すと共に各部が大きく展開する様子も忠実に再現しています。
頭部は2パターン作成でき、頭部そのものの差し替えでバイザーの有無が選択可能となっています。戦闘モードではバイザーあり、駐機時はバイザーなしといったイメージの機体なので手軽に切り替えられるのは嬉しい仕様です。
最後に同日発売の「30MM ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON SCHNEIDER NACHTREIHER/40E スティールヘイズ」と「30MM オプションパーツセット ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON WEAPON SET 01」を使用してオリジナルACを作成してみました。
いかがでしょうか。今回紹介した「ナイトフォール」だけでもアーマード・コアの世界観を十分に楽しむことができますが、オプションパーツや「スティールヘイズ」といったほかのアイテムと組み合わせることで「アーマード・コア」の醍醐味であるアセンブルを楽しむことが可能です。プラモデルでアセンブルを実際に楽しむという遊び方はこれまでの「アーマード・コア」シリーズの立体化では体験することが難しかった要素で、「30MM ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」ならではの楽しみ方だと思います。今後のシリーズ展開として「ライガーテイル」やオプションパーツの商品化も予告されているので、シリーズをコレクションして是非自分だけのACを作り上げてみてください。
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