レビュー
「HG 1/144 ガンダムEX 」レビュー
復讐のレクイエム
2024年10月25日 12:00
サーベルラックのないシンプルなバックパック
ガンダムEXのバックパックはこれまでの陸戦型ガンダムと同様にサーベルラックのない形状となっています。パーツ数は全9パーツにて構成されており、スラスターノズルは軸接続により、角度を変更することが可能です。
軟質パーツにより自由な角度調整が可能なショルダー・ガトリング
ガンダムEXの肩部武装であるショルダー・ガトリングは全11パーツにて構成されており、弾帯部分は軟質パーツにて成型されています。銃身に回転ギミックはなく取り付け後は角度の変更のみが可能となっています。
3本のビーム・サーベルをマウント可能なサーベルラック
本機のビーム・サーベルは背面左側に3本搭載可能となっています。また、3本のビーム・サーベルはそれぞれ角度を変更することが可能となっています。
ガンキャノン型に形状が似たビーム・ライフル
ガンダムEXのビーム・ライフルは全7パーツにて構成されており、その形状はこれまでのガンダム用ビーム・ライフルではなくガンキャノン用ビーム・ライフルに近い形状となっています。
少ないパーツ数で特徴的なシールドを再現
本機のシールドは全4パーツにて構成されており、地球連邦軍のエンブレムはシールによる色分けとなっています。また、機体への取り付けはハンドパーツにて保持する形式となっています。
これにて機体を構成するパーツは全て完成です。また、その他にビーム・サーベルエフェクトパーツが2本、アクションベース接続パーツが1個付属します。
最後にバックパックおよび武装を取り付けて完成させます。バックパック、ショルダー・ガトリング、サーベルラックは背面に、ビーム・ライフル、シールドはハンドパーツに保持させます。
これにて「HG 1/144 ガンダムEX (復讐のレクイエム)」は完成となります。完成したキット各種ポージングと共に見ていきましょう。
これまでにない新しいデザインのガンダム
最初に完成したキットを前後左右から見てみます。これまでのガンダムにはない有機的でパネル分割の多いデザインとなっています。
本機のビーム・ライフルはガンキャノン型に近い形状となっており、センサー部分とフォアグリップの可動はありません。
本機のシールドはハンドパーツのみで保持する構造となっていますが、ぐらつきは全くなく構えることが可能です。
本キットの股関節部にはアクションベース接続孔がありません。しかし、専用接続パーツを使用することでアクションベースを使用することが可能です。
ショルダー・ガトリングは角度を変更することで射撃ポーズを再現できます。弾帯パーツが軟質パーツで成型されているため、自由な角度に調整可能です。
ビーム・サーベルの抜刀時はサーベルラックの角度を調整することで抜刀ポーズを再現可能です。ガンダム本体も肩部関節を引き出すことで違和感のないポージングが可能です。
いかがでしょうか。今回紹介したガンダムEXはこれまでにないデザインのガンダムでした。私個人の感想としては、これまでのヒロイックな印象ではなくジオン公国軍から見たガンダムに対する恐怖感や絶望感を表現したと感じました。新しいデザインと存在感を持ったガンダムをコレクションしてみてはいかがでしょうか。
(C)創通・サンライズ