「オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)」レビュー

　今回レビューするのは「オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)」です。2024年1月公開の映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する電子戦に特化した装備です。

【映画劇中で護りに隠密作戦に大活躍の支援メカ！】

ズゴックと共に敵要塞へ侵入するキャバリアーアイフリッド

　デザインを含め、『機甲戦記ドラグナー』に登場したキャバリアーから着想を得て、それが巡り巡って『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて再認識されることとなったという面白い出自を持つメカでもあります。主に電子戦に特化した装備で、内部には生活スペースも備えるほか、地球と月との間でタイムラグなしの超長距離通信と機体の遠隔操作をも実現しています。

【オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)】

劇中で大活躍した支援メカが待望のキット化！

　映画劇中では「ズゴック」「ストライクルージュ」用に2機が登場しました。キットでは「HG 1/144 ズゴック（SEED FREEDOM Ver.）」「ENTRY GRADE 1/144 ストライクルージュ」「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」等とのドッキングが可能となっています。

　キットには「試製35式改レールガン」という装備が付属しています。こちらは「HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII＆ゼウスシルエット」の各モビルスーツにマウントできるパーツが用意されています。

　そして、キットオリジナルギミックとして「オプションパーツセット ガンプラ 0 （エールストライカー）」をこの「オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)」や「HG 1/144 ズゴック（SEED FREEDOM Ver.）」、「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」にドッキングできるパーツも付属しています。

劇中再現もできる汎用性！

ドッキングした機体のバックパックを機体上面後部に接続できる

　今回「オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)」のキットをレビューできることになりました。同時発売の「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」や先日発売された「ENTRY GRADE 1/144 ストライクルージュ」等とのドッキングができるとのことで、印象深い劇中シーンを再現できそうですね。それではキャバリアーアイフリッド準備ができたようです。早速組んでいきましょう！

「オプションパーツセット ガンプラ 15 (キャバリアーアイフリッド)」のキット内容をチェック！

　それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA～Gの計10枚です。他にシールが2枚、組立説明書が付属します。一般的な18m級モビルスーツを丸々覆うことができるのでキャバリアーアイフリッドの機体はとても大きなものとなっており、折り畳まれているウイング類を展開するとさらに大きなシルエットとなります。

　ランナー数は多く感じますが各パーツは大きく設計されており、左右で対称な構成ですのでさくっと組みあがってくれます。

【キット内容】

パッケージ

A1/A2:キャバリアーアイフリッド本体のディテールや装備類

B1/B2:キャバリアーアイフリッド本体

C:【2枚】巨大なウイング他

D:ウイングなどの加飾部

E2:「HG 1/144 ゲルググメナース」の試製35式改レールガンと同一

F1:主に機体前面の砲塔、ジョイント類

F2:主に機体前面の砲塔、ジョイント類

シール2種

ACB-7:アクションベース7

巨大なサイズでありながら、組み立て自体はとても簡単！

　それでは早速キャバリアーアイフリッドを組んでいきましょう。前述の通り、ランナー数も多く各パーツが結構大きいので取り回しが大変そうに見えますがあっという間に組みあがることと思います。

　各部の面構成も広めですので、スミ入れとつや消しクリアーだけでもだいぶリアルに仕上がると思います。ガンプラのステップアップにも最適なキットではないでしょうか。今回素組でのレビューをお届けいたします。

【組立：キャバリアーアイフリッド】

キャバリアーアイフリッド本体のパーツ群

MSとの接続部を組んでいきます。多関節で色々な機体に対応できそうです

本体下面の前方から差し込んで……

後方へずらします。接続部は前後に移動できます

本体は多数の丸軸で上下が組まれて剛性が高いです。周囲にディテールパーツを組み込みます

機体前面に装甲を組み付けました。シールでの装飾があります

機体後方のスタビライザーを組み付けます

センサー類のディテールパーツを組み付けました

機体後部のノズル部を組み付けます。ノズル一つずつ塗分けられたらリアルですね！

機体上面には機銃があります

機体左右にあるミサイルポッドを組みます。右側用は組んであります

弾頭が見えて迫力あります！前面ハッチは上下に開閉できます

メインとなる巨大なウイングには白い加飾部があります

機体前面に位置する左右2門の砲塔は根元で回転させられます

それぞれを本体にドッキングさせていきます

機体を裏側から。全幅約410mmになる巨大なキットです

試製35式改レールガンを組みます。左右張り合わせなので簡単に組みあがりますね

センサー部はシールによる加飾です

ACB7のアクションベースを組みました

ACB7は小型ですが、キャバリアーアイフリッド本体を支えることができました

　オプションセットガンプラシリーズということもあり、主に「試製35式改レールガン」を劇中登場の機体に取り付けられるジョイントが多数用意されています。他に「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」や「ENTRY GRADE 1/144 ストライクルージュ」等との接続用ジョイントも用意されています

【各種ジョイント】

白はキャバリアーとのドッキング用、黄色は試製35式改レールガンとの接続用です