【魂ネイション撮り下ろし】「METAL ROBOT魂（Ka signature） Ζガンダム」展示中

　メカデザイナーカトキハジメ氏がプロデュースを手がけた「METAL ROBOT魂（Ka signature） ＜SIDE MS＞ Ζガンダム」が、6月に発売となる。今年放映35周年を迎える「機動戦士Zガンダム」より、主人公カミーユ・ビダンが搭乗する、エゥーゴの可変MSが、劇中同様の変形機構を備えてリリースされるのだ。

「METAL ROBOT魂（Ka signature） ＜SIDE MS＞ Ζガンダム」。6月発売予定、価格は16,500円

　「METAL ROBOT魂」の特徴であるABS、PVC、POM、ダイキャストなど、複数の素材を採用した、造形の再現とアクションフィギュアとしての遊びやすさを考慮した設計に加え、カトキ氏によるデザインプロデュースにより、細部のディテールまで作り込まれたプロポーションが魅力のアイテムとなっている。

「GUNDAM FIX FIGURATION」のようなシャープな造形と、アクションフィギュアとしての可動を両立させたZガンダムだ

一部にメタリック塗装を施した本体には、新規デザインのマーキングた多数プリントされている

関節などの可動部に採用されたダイキャストも見える

　武装はビームライフルの他、ハイパー・メガ・ランチャー、ビーム・サーベル、グレネード・ランチャーなどが付属。ハイパー・メガ・ランチャーは付属のジョイントパーツと内蔵された接続アームを使うことで、射撃時のポーズを取るときに安定させられるといった設定画稿で描かれたギミックを採用している。

機体の隙間からは変形機構に関連した可動すると思われるパーツが確認できる

　劇中よりもさらにシャープなプロポーションを再現しつつ、Zガンダムの最大の特徴であるウェーブライダーへの変形も実現している。MS形態から「リフティングボディ」と呼ばれる形状に変形した同隊内部には、頭部、腹部、椀部、フロントスカートなどを収納する機構で、差し替えなしでの完全変形が可能だ。

頭部アンテナも折りたたみのギミックらしき機構が見える

背面のフライング・アーマーとロングテール・スタビレーター

　今年2月より予約受付中となっているが、ネットショップなどは既に終了している店舗も多いようなので、まだ予約できていないという人は、発売日当日の店頭購入に期待をかけてみてはいかがだろうか。