特別企画

【ちょい組み】ハセガワの「『クラッシャージョウ』TR-5 ハーピィ “ノーマ機”」に挑戦!

ついに完成! 想像以上にスタイリッシュで大満足のでき

 ということで、出来上がった機体を見ていきましょう。この「ハーピィ」は単座戦闘機で、座席部分にはパイロットのノーマが乗せられるようになっています。ちなみにパイロットフィギュア自体は固定しなくても組み上げられるので、パイロットがいないバージョンにすることも可能です。

【キャノピーの状態を変更】
キャノピーを開けたバージョンのパーツを付けたところ

  劇中ではそれほど長い時間登場するわけではありませんが、本機による手に汗握るドッグファイトは見所のひとつですよね。今回あらためて立体化されたものを眺めてみると、どこか70年代のスーパーカーに通ずるフォルムの美しさというか、SF作品らしいデザインが採用された機体であることがわかります。

 正面からの見た目もいいのですが、2基の大きなメインエンジンが目立つお尻部分からの眺めも最高です。台座部分はある程度上下に角度を付けることができるので、上昇時や水平飛行時など、好みに合わせたスタイルで飾っておくことができます。

【機体を眺める】
パッケージイラストに似せた角度からのカット。作るのも楽しいですが、デザインの良さからか、完成した後で様々な角度から写真を撮るのも楽しくなります
背面からのカット。メインエンジンなどのボリューム感が素晴らしい
台座無しで置いたところ。出撃前の待機状態のようにも見え、こちらもなかなかいい感じです
台座部分は角度の変更が可能です
さらにいろいろな角度から撮影してみました

 今回組んだ「ハーピィ」は、戦闘機らしいパネルライン彫刻を再現するために、パーツを分割して内部コアと外装を組み立てていくという仕組みが採用されています。そのため、たとえ素組みであってもデティール感のある機体に仕上げることが可能です。

 プラモデル作りその物が久々過ぎたということもありましたが、こちらの作品はそれでも約6時間ほどで完成させることができました。これが作り始めたら意外と熱中してしまい、気が付けば時間が経ってたという感じです。食わず嫌いではありませんが、筆者のようにしばらく触れていないうちに気が付けばプラモデル作りから遠ざかってしまったという人もいると思います。しかしこちらならば、比較的お手軽に組み上げていくことができるので、そうした人にこそ挑戦してもらいたいキットとになっています。

 筆者は割と多趣味で、なにかと時間が足りなく感じることが多い傾向にあります。しかし、今回の「ちょい組み」が呼び水になってしまい、新たにプラモ作りの世界にもハマってしまいそうな予感が……これは、もしかして沼の入り口なのでしょうか!?