特別企画
【TAMIYA SHOWCASE】“ハンマーヘッド”と呼ばれたノーズを忠実に再現。全長345mmのビッグスケール「1/12 タイレル 003 1971 モナコGP」が9月発売
2022年6月4日 00:00
- 【1/12 タイレル 003 1971 モナコGP】
- 9月発売予定
- 価格:14,080円(税込)
タミヤのカーモデル「1/12ビッグスケールシリーズ」にて、1971年のF1チャンピオンマシン「タイレル003」のモナコGP仕様が9月に発売となる。“ハンマーヘッド”と呼ばれた独特なフォルムのノーズを持ったクラシカルなF1マシンだ。
1968年にF1レースに参戦したタイレル(ティレル)チームがフル参戦初年度となった1971年に投入したのがこの「タイレル003」だ。ファーストドライバーのジャッキー・スチュワートがこのマシンを駆り、ポール・トゥ・フィニッシュを決めたモナコGPを含む、全11戦中6勝を上げ、2度目のチャンピオンに輝き、チームタイトルをもたらしている。
ノーズとフロントウイングをフラットに一体化させ、その下にラジエターを配置した独自の設計を忠実に再現。その一方エンジンをモノコックに剛結させたリヤ周りも、ビッグスケールならではのパーツを多数使用して、配管や配線など精密に仕上げている。ブレーキディスクやラジエター、翼端版など各所ににエッチングパーツを、ミラーステーにもメタルパーツを採用し、金属部分の質感を高めている。
2015年に発売されたキットとなるが、現代の資料を元に設計をアップデートし、より実車に近い形に仕上がっている。スライドマークはイタリアのカルトグラフ製を採用し、下地の色が透けない質の高いものとなっている。
1/12という大きなキットだが、パーツが大きい分、小さなスケールのものより作りやすくなっているという。同じタイレルのマシンでもでも隣に移っているP34とはまた違った魅力のあるF1マシンを、この期に作ってみてはいかがだろう。