【あみあみ展示撮り下ろし】爽やかに燃え上がる！「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎」

　ベルファインより、2022年6月に発売される1/8スケールフィギュア「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎」。こちらは、皆さんご存じ人気アニメ「鬼滅の刃」より、炎柱・煉獄杏寿郎が日輪刀を大きく振り上げ躍動感溢れるポーズで立体化したものだ。

　煉獄さんのフィギュアといえば、作中で激しい死闘を演じることから鬼気迫る表情のものが多い印象だが、こちらの作品ではまっすぐなキャラクターの性格をそのまま反映させたかのように、不思議と爽やかさが漂っている感じがする。

日輪刀を振り上げたポージングで、剣先までの全高は約330mmとなっている。

　煉獄さんのトレードマークともいえるのが、炎が広がったかのように見える髪型だ。とんがった部分も多くその形状もかなり複雑だが、それを見事に表現している。また、炎を連想させる羽織も宙を舞うように広がっており、動きを感じさせる造型となっている。

鬼と対峙しているシーンということもあり、額の辺りには血管が浮かび上がっている。

見る角度によって異なる表情が見えてくるのも、面白いところだ。

こちらは横からの表情。なぜか目があってしまう!?

　かなり造形にこだわって作られているということもあり、どの角度から見ても見劣りする部分はない。たとえば煉獄さんが手にしている日輪刀には、しっかりと「悪鬼滅殺」の文字が刻まれているほか、刃文などのディテールも再現されている。腰には日輪刀を収めるための鞘を身に付けているが、そのまますっぽりと収められそうな感じだ。

手にした日輪刀には「悪鬼滅殺」の文字が刻み込まれている。

隊服はよく見ると、玉虫色のような複雑な彩色が施されている。

今にも斬りかかってきそうな煉獄さん。通常版の台座はシンプルな黒だが、足元は溶岩が湧き出ているかのような表現になっている。

　ちなみに、今回こちらでご紹介しているフィギュアは通常版だが、それとは別に「煉獄杏寿郎 DX Ver.」もラインナップされている。違いは台座部分だが、「DX Ver.」はかなりド派手な炎エフェクトを表現したものとなっており、名シーンを再現したようなものとなっている。購入を考えている人は、そちらも合わせてチェックしておくといいだろう。

1/8というサイズ感のわりには、かなり迫力のある仕上がりになっている。

　現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で、この「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎」の開発中サンプルが展示中だ。まずはどんな出来になっているか確かめたいという人は、秋葉原に遊びに行ったついでに店に足を運んでみよう。

【フォトギャラリー】

※煉獄の「煉」は「火」+「東」となります。