キャラクターの魅力を引き出す「PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.」塗装企画

爽快感ある「レーシングミク 2023ver.」が完成

　塗装によって各部のディテールがより鮮明となり、色彩の情報量がぐんと上がった「PLAMATEA 初音ミク GTプロジェクト レーシングミク 2023Ver.」が完成。

「PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.」仮組み（左）と塗装済み（右）の比較

　今回の塗装では成型色に近いカラーリングを再現しつつ、髪はパールで爽快感ある彩色表現ができた。また、つや消しによってプラスチックのつるっとした雰囲気がなくなり、キャラクターの肌の柔らかさや衣装の質感が整い、統一感ある仕上がりとなった。

塗装が完了した「PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.」

背面。ツインテールの鮮やかなパール色が映える

細かいモールド部分など情報量満載の仕上がり

ボタンやベルトなど色分けでディテールアップ

デカールによりイラストイメージに近づけることが可能

特徴的な太もものむっちり感もつや消しでディテールアップ

光の当たり具合で髪の色合いも変化

各部可動でポージングも可能。視線の違うフェイスパーツで表現の幅も広がる

PVC製のケープパーツは大きく肩を動かすこともできる

フラッグを持たせることも可能

　以上、「PLAMATEA レーシングミク 2023Ver.」の塗装をお送りしてきた。

　成型色をベースに塗装を施し、デコマスやイラストイメージに近い「レーシングミク 2023Ver.」を表現することができた。塗装によってキャラクター造形の良さや髪のパール塗装では立体物ならではの可愛らしさが演出できたと思う。

　全塗装を考えると塗装でできてしまう塗料の厚みが動かすことで削れてしまうため、関節部のクリアランス処理が必須となる。

　一方で、筆塗りによる部分塗装、デカール貼り、トップコートでも見ごたえのあるデザインになるとも言え、キャラクター造形の高さが感じられるキットとなっている。

　「PLAMATEA」シリーズでは様々な作品、キャラクターたちが展開されるので、今後のラインナップに注目したい。

使用した塗料一覧