特別企画

「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」出展中! ドムや軽キャノンなど最新キットも【ガンダムベース撮り下ろし】

【PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム】
2026年1月発売予定
価格:66,000円

 「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」では、静岡ホビーショーで初出展されて話題を集めたプラモデル「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」がショーケースに入って展示中だ。

 「ガンプラ」の最高峰ブランドである「PERFECT GRADE UNLEASHED」第2弾として発売される本製品だが、その完成度が気になっている人も多いだろう。1988年公開の映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイとそのライバルであるシャア・アズナブルとの最後の戦いを描いた作品で、その主役機として登場するのが、アムロ・レイが設計に関わり、自身が搭乗する「νガンダム」なのだ。

 そんな「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」が展示されているとのことで、今回は筆者が直接ガンダムベース東京を訪れ、νガンダムが伊達じゃないところをチェックしてみたので、写真を中心にご紹介したい。なお、ガンダムベース東京は現在、抽選による入場制限が実施されており、ふらっと立ち寄っても入店できない場合があるので、もし訪れたい場合には、事前に公式サイトにて入場可否などチェックしておく事をおススメしたい。

お台場のダイバーシティ東京 プラザ7Fにある「THE GUNDAM BASE TOKYO」

ガラスケース越しながら1/60の巨大サイズが肌で感じられる距離感

 ガンダムベース東京の入口ゲートを抜けてすぐのところに「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」の展示ブースが展開されていた。νガンダム本体はガラスケースに入れられ、さらに周囲には赤色の立入禁止ベルトが設置されており、厳重にガードが施されている。

 νガンダムの前には製品の見所とも言える、こだわりのポイントの数々が図解入りで紹介された立札が設置されており、展示品をチェックする際の参考にするといいだろう。

 全高約23mの機体の1/60というサイズはかなり大型になるが、そのサイズ感は多少離れた場所からであっても、伝わってくる。手には触れられないため、表面上の感触や持った時の重量感は分からないが、部屋に置いたら他を圧倒しそうな巨大サイズなのが感じられる。

 今回の展示では、拳は閉じたまま、コックピットは閉じた状態のため、コックピットハッチの開閉ギミックや指先に備えるダミーMS発射口については確認できなかったが、フィン・ファンネルのディティールの細かさや、脚部、肩部、頭部などの各部位についてはじっくりとそのディティールを堪能できた。

【PGU 1/60 νガンダム】
「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」全景
展示エリアの横にはディスプレイが置かれており、開発者インタビューの動画が流れていた
展示エリアは赤色ベルトで厳重にガード
手前にはこだわりポイントが掲示されていた
先ずは顔から。人型ロボットは顔が命だ
アンテナ部のディティール
バストアップ
右側面
背中のニュー・ハイパー・バズーカのサポートアームをチェック
右側面にはガラスに模様が入っており細部の確認が難しかった
右肩部
左肩部
胸部。コックピットハッチは,閉じた状態のため、開閉ギミックやディティールが確認できず残念
腰部
拳は閉じた状態のため、指先のダミーMS発射口は確認できず残念
下半身
膝関節のディティールも確認できる
右足下部
左足下部
アムロ・レイのパイロットフィギュアも設置されていた
フィン・ファンネル全体
右端の数枚のフィン・ファンネルはディティールが確認しやすい
フィン・ファンネルの中央部
作り込みが感じられる
胸部バランスはややマッシブな感じ
ビーム・ライフルを握る右手

ドムや軽キャノン、ニャアンなど発売前のプラモデル製品も展示!

 展示会場には他にも現在絶賛テレビ放映中のガンダムシリーズ最新作であり、話題作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の展示エリアもあり、こちらではキャラクターたちの等身大アクリルパネルや大型のGQuuuuuuX立像、発売済みのプラモデル各種に加えて、参考展示の「白いガンダム」や6月、7月発売予定の新製品も展示されていた。

 本作はとにかく最初のファーストガンダムが好きな人にこそ是非見てほしい意欲作だ。詳しい話は避けるが、テレビアニメではこれまで前例のなかったコロンブスの卵のような視点で描かれた点がユニークでもあり、続きが気になる仕掛けとなっている。

「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」登場キャラクターたちの等身大アクリルパネル
大型のGQuuuuuuX立像
12月発売の「白いガンダム」
商品としては、「赤いガンダム」のバリエーションであるが、赤いガンダムとは異なる側頭部のデザインを再現。新規造形のニュー・ハイパー・バズーカが付属
【HG 1/144 リック・ドム ガイア機/オルテガ機】
注目商品の1つが9月発売予定の「HG 1/144 リック・ドム ガイア機/オルテガ機」、価格3,630円。
『機動戦士ガンダム』のドムに近いデザインがいい感じだ
下半身部
3本目の足も装備
差し替えなしで変形が可能とのこと
【HG 1/144 軽キャノン】
こちらも注目!7月発売予定の「HG 1/144 軽キャノン」(税込2,200円)
キャノン砲が右肩にしか装備されていない
左肩にはビーム・サーベルがあり、白兵戦でも戦えるようになっている
腕や足などもガンキャノンと異なっている。プラモデルを購入して比較してみたい
足首部

 ガンダムベース東京はガンプラの販売施設なので、場内では多くのガンプラが購入可能だ。商品の完成見本の展示やその他のイベントなども開催されているので、ガンプラを買いに来るついでにこうした展示などをチェックしてみてはいかがだろうか。

【その他の展示】
Figure-rise Standard(フィギュアライズスタンダード)ブランドからは主要キャラクターも立体化。主人公の1人、マチュことアマテ・ユズリハは発売中だ
もう1人の主人公とも言える、ニャアンは7月発売予定、4,180円
髪のハイライトを組立パーツで再現しているのが面白い
シュウジの頭の上に乗っていた「コンチ」も付属する
出口付近には「Gガンダム」、「ガンダムW」、「ガンダムX」をオルタナティブシリーズと命名し、これら作品が2024~2026年にかけて30周年を迎える記念展示もあった
主人公キャラクターたちの等身大パネルも設置