特別企画

トミカ 8月はさらにunlimitedの「バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン」と55周年記念仕様の「シビック TYPE R」も登場!

映画の興奮を手の中に!「11 バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2)」

【トミカプレミアムunlimited 11 バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2)】

  • 価格:1,320円(税込)
  • スケール:ノンスケール(全長:約71mm)
  • アクション:スタンド付属

 1985年に衝撃的な映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開されました。デロリアンというクルマを改造したタイムマシンで現在から過去、未来を旅する不思議で楽しい世界をみせてくれ、1989年にパート2、1990年にパート3が相次いで(その間なんと6か月!)封切られました。このシリーズ3部作は映画史に残る超大作として今もファンを虜にし続け、語り継がれる映画作品です。

 今回トミカプレミアムunlimitedシリーズにラインナップされたのはパート2に登場したデロリアンがモデルです。前作でタイムトラベルしていた1955年から1985年に帰還したばかりの主人公マーティの目の前に突然デロリアンが現れます。乗っていた科学者ドクに未来の自分の息子がトラブルにあっていることを知らされ、それを回避するために30年後の2015年へとタイムトラベルします。トラブルはなんとか解決したものの再び1985年に帰るとタイムパラドックスが起きておりまったく違う世界になっていました。そこからさらにストーリーが奥深く展開していきます。

【バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2に登場する空飛ぶデロリアン】
マーティはドクとジェニファーと一緒に30年後の未来へ!

 ドクと共に未来から帰ってきたデロリアンは家庭ごみを燃料として発電する超小型核融合炉である“ミスター・フュージョン”やこの年代に一般的にサービスが提供されているというクルマに後付けで飛行させるための“ホバー・コンバージョン”という改造が施されています。今回トミカプレミアムunlimited化されたのはこの改造が施されたバージョンとなっており、ホバー・コンバージョンが展開したときの4つのタイヤが変形して浮遊できる状態になったところをモデル化しています。

 ここでデロリアンについてざっとご紹介!アメリカのDMC(デロリアン・モーター・カンパニー)から1981年~1982年にかけて生産・販売したスポーツカーです。アメリカで企画され、製造はイギリスで行われました。ボディはイタリアのイタルデザイン、機構面はイギリスのロータス・カーズが担当するというなかなかにグローバルな実績のある部門が担当しています。

【バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2)】

 実車のデロリアンはV型6気筒のSOHC 12バルブのエンジンをRR(リアエンジン・リア駆動)レイアウトで搭載しています。クーペスタイルでドアが上方へ跳ね上がるガルウイングドア、ステンレス素材そのままで鈍く光るシルバーのボディは瞬く間に人気を得ますが生産初期の不具合への対処など不運が重なり、たった2年でモデルライフが終了してしまったのが惜しまれます。ただ、映画に抜擢されたこともあり40周年を迎える2025年でもトミカで新商品が登場するなど大人気のクルマですし、様々な記念イベントも行われています。

【バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2):パッケージング】
映画のパート2に登場した空飛ぶタイムマシンをモデル化!

 それではトミカプレミアムunlimitedになった「11 バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2)」を見ていきましょう。デロリアンの唯一無二のそのデザインはタイムマシンのイメージにピッタリ!シルバー塗装のシャープなボディと車体後部のメカメカしいディテールとのコントラストが楽しく、パート2で付加されたホバー機能を使用している状態の4つのタイヤの角度がクルマではありえない状態になっていてそれも楽しい部分になっています。

【11 バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2):全周とアクション】
フロント:フラットな面構成のデロリアンと左右にはみ出したタイヤとの対比が面白い
サイド:車体を這うようなパイピングや後部のメカディテールが見えてきます
リア:メカ部の細かいモールドが見えます
シャーシ:ホバー機能ONで真下を向いているタイヤとホイールが見えます

 さらに詳しく見ていきましょう。大きな特徴はやはりホバー機能をONにしたときの下を向いたタイヤとホイール!映画でのデロリアンは扇風機のように回転するタイヤとホイールで揚力を得ているわけではありませんが、“クルマが飛ぶ(浮く)”事を考えたらこの発想は理想的な機構かもしれません。近年技術開発が進んでいる“空飛ぶクルマ”もこのくらいスマートに実現出来たらすばらしいのですが……1985年に想像された未来をトミカで感じれると思います。

【11 バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムマシン(PART2):ディテール】
パート2の冒頭に登場したデロリアンは空中に浮き、空を飛ぶ!
タイヤを下に向けたその姿に驚かされました
90度回転してタイヤを下向きにして浮上し、車体後部の推進機で飛べます
“空飛ぶクルマ”の理想形の一つ!こんなクルマに乗ってみたい
未来のナンバープレートはバーコード。それも再現されています!
車体後部の超小型核融合炉“ミスター・フュージョン”が見えます
ヘッドライトはクリアーパーツ!
空飛ぶクルマならではの超ローアングルからの見え方!
車体上を這うように配置されたパイプ類のモールドは車体下部まで及びます
タイヤ&ホイールのディテールによってほんとに浮きそうな印象
展示スタンドは外すことができます
この機構が実際に実現出来たら……映画での未来の描写と現実を見比べるととても面白い!
鈍いシルバーのシャープなボディはそれだけでかっこいいです!
デロリアン自体のデザイン性の高さを証明するサイドシルエット!
劇用車の細かい部分まで精密に再現されています
下を向いたタイヤのホイールとシャーシをつなぐ関節も緻密にディテーリングされています
車体後部のパイピングもすごいディテールと塗分けになっています
推進機の細かいフィンも再現しています
下を向いて見えなくなるホイールのディテールも細かく再現!
ドアのウインドウの小窓を塗分けで表現しています

 ここでBRAKING NEWS!さらなるトミカの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の新アイテムが発表されました。トミカプレミアムunlimitedから「BACK TO THE FUTURE 40th Anniversary Collection」、そしてプラレールから「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 蒸気機関車131号&タイムマシン」が登場します。3部作それぞれのデロリアンがスタンドと共にセットに!そして機関車とデロリアンが疾走するパート3のクライマックスをプラレールで!

【バック・トゥ・ザ・フューチャー40周年記念の新商品!】
BACK TO THE FUTURE 40th Anniversary Collection 2025年10月25日発売予定 4,620円(タカラトミーモール)
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 蒸気機関車131号&タイムマシン 2025年10月18日発売予定 7,700円(税込)
【プラレール バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 蒸気機関車131号&タイムマシン 登場】