特別企画

知育雑誌「幼稚園 2025年12・1月号」のくら寿司コラボ付録を撮り下ろしで紹介

遊びながら学べるギミック付きゲーム登場! 「こうきんすしカバー」も忠実再現

【幼稚園 2025年12・1月号】
10月31日 発売予定
価格:1,480円

 小学館は、幼児向け知育雑誌「幼稚園 2025年12・1月号」を10月31日に発売する。価格は1,480円。

 「幼稚園」は、4・5・6歳の好奇心応援雑誌。ユニークな企業コラボ付録や、子どもに人気のキャラクターが登場し、一緒に楽しみながら遊んで学べる企画、知育ドリルなど、遊びと学びが1冊にぎゅっと詰まっている。

 2025年12・1月号の付録には、回転寿司チェーン「くら寿司」のコラボ付録「おはしで! かいてんずし つかみゲーム」が登場。「幼稚園」とくら寿司のコラボは3回目で、今回の付録はくら寿司の特徴である寿司レーンと、「こうきんすしカバー」に焦点を当てたものとなっているとのことだ。

 発売前に小学館編集部にお伺いし、付録を撮影させていただく機会を得たので、本稿では撮り下ろしで紹介するとともに、過去に登場したユニークな付録についてもざっと振り返っていきたい。

□「幼稚園 2025年12・1月号」お知らせページ

楽しみながら学べる「かいてんずし つかみゲーム」が付録に登場! 3度目となる「くら寿司」コラボは“寿司”そのものにフォーカス

 小学館の雑誌「幼稚園」で「くら寿司」コラボ付録が登場するのは、2018年と2021年に続き3度目。今回は1回目で登場した付録をベースに、2回目で登場した「こうきんすしカバー」の再現なども取り入れたものになっている。

 遊び方としては、円形の回転レーンがぜんまいの力でくるくる回るようになっており、好きなメニューを箸でつかんで自分のお皿に運んでいくというもの。おすしのネタは、くら寿司で子どもに人気(家族連れの客層によく購入されている)な商品を中心にセレクトしているそうで、まぐろなどの定番商品に加え、茶碗蒸しやポテトといったサイドメニューも揃えられている。

 付録は紙でできており、基本的には台紙から外したり、折ったり差し込んだりといった簡単な作業で組み立て可能。とはいえ、複数の細かなパーツがあるため、組み立てにはおよそ1時間、慣れている人であれば40分ほどの所要時間を想定しているそうだ。「幼稚園」の付録で共通していることだが、親と子どもが一緒になって楽しめるものとなっているので、組み立てる際はぜひ親子でアレコレ試行錯誤しながら作業してみてほしい。

こちらが今回の付録「おはしで! かいてんずし つかみゲーム」の全貌だ
回転レーンの中心にあるつまみでぜんまいを回すことができる。目一杯回すとレーンは最大で30秒ほど回転。思ったよりスピードが早いので、おすしを掴むゲームとしてしっかり楽しめる
付属の箸でおすしを上手く掴んでいこう。箸の使い方も楽しく学べるようになっている
今回の付録ではくら寿司ならでは特徴の1つとも言えるシステム「こうきんすしカバー」が再現されているのも注目ポイントだ。こうしたギミックもとても楽しい
用意されているネタには茶碗蒸し、ポテトといった、子どもに人気の商品も
こちらはハンバーグ。ちなみにネタに使用されている画像は実際にくら寿司の商品を撮影したものだそうで、2貫ある商品に関してはそれぞれ別の画像を使用しているというこだわりよう。ハンバーグの照りなど、美味しそうな見た目になるまで何度も撮影を行なったなど、ここがかなり苦労した点だったという裏話も聞けた
すしレーンの土台となる部分にも随所にくら寿司感があって面白い。注文用のタッチパネルなどかなり忠実に再現されているので、遊んでいる内にくら寿司へ行きたくなってしまいそうだ

 また、付録以外にも、雑誌内では5ページに渡ってくら寿司の特集を展開。クイズ形式でくら寿司やおすしについて学ぶ企画などが用意されており、これまではおすしのネタなどを紹介するものだったが、今回は“寿司”全体について関心をもってもらえるような内容になっているとのこと。くら寿司の担当者にも話を伺うことができたが、「コラボを通じておすしへの興味、そしてお店に行きたいと思ってもらいたい」としており、まさに「幼稚園」のコンセプトである「楽しみながら学ぶ」に沿った仕上がりとなっているようだ。

「幼稚園 2025年12・1月号」書影のサンプル。付録以外にもくら寿司特集が組まれているとのことで、そちらも楽しみだ
こちらは過去のくら寿司コラボが登場した雑誌。2018年の1回目コラボでは今回と同じく回転ずしをつかむゲームが、2021年の2回目コラボでは動くおすしコンベアが登場。2回目のコラボ時点で「こうきんすしカバー」の再現が登場していた

幼児向けと侮るなかれ。「幼稚園」の付録は大人でも唸る仕上がり!

 さて、今回は「幼稚園」とくら寿司のコラボについて紹介したが、せっかくの小学館編集部での取材、ということで、歴代「幼稚園」でこれまで登場したユニークな付録を一部見せていただいた。

 弊誌でも過去にいくつか紹介したものもあるが、筆者は実物を見たのはこれがはじめて。見た目の再現度はもちろんのこと、音声や可動ギミックなどが搭載されているものもあり、正直「幼児向け雑誌の付録なのにここまでやるか?」と思ってしまうほどの出来栄えにすっかり感心してしまった。

 今回のくら寿司コラボ付録は過去のものと比べると組み立てやすい部類に入るとのことだが、そのクオリティは負けず劣らずのものになっていると感じた。ぜひ興味が湧いた方は手にとってみてはいかがだろうか。

歴代「幼稚園」のユニークな付録がずらり!
こちらは「幼稚園 2024年10・11月号」に登場した付録の「おやこで!AEDたいけんセット」
医療機器メーカーの「日本光電」とのコラボ付録で、「普及タイプAED」をほぼ同じサイズで再現した工作セットとなっている
これは「幼稚園 2024年4・5月号」の付録「こうしゅうでんわ」。高さ30cmのビッグサイズも驚きだが、テレホンカードを入れて受話器を置くと、カードが戻ってくるギミックも完全再現されている
「幼稚園 2021年5月号」には東芝テックとコラボした「セルフレジ」が登場
商品をセンサーにかざすと反応し、音声が流れる驚きのギミックを搭載している
こちらは「幼稚園 2021年5・6月号」の付録「じどうかいさつき」だ
実際の自動改札機を作っているJR東日本メカトロニクスとのコラボ付録で、Suicaをタッチするとピッ!と音が鳴り、自動でドアが開くギミックを楽しめる
当時の雑誌も一緒に用意していただいた
ほかにもまだまだユニークな付録がたくさんあるとのこと。このラインナップは大人でもワクワクしてしまう……