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「MARVEL フォトフレーム シリーズ」レビュー
「マーベル」のヒーローがデフォルメで登場! ヒーロー達を組み合わせて遊ぼう
- 提供:
- POP MART JAPAN
2024年12月5日 00:00
- 【MARVEL フォトフレーム シリーズ】
- 発売元:POP MART JAPAN
- 開発元:POP MART
- 発売中
- 価格:
- 1,650円(ピース)
- 13,200円(アソート)
- 種類:全9種(8種+シークレット)
- サイズ:全高70~80mm
- 材質:PVC/ABS/磁石
POP MART JAPANはフィギュア「MARVEL フォトフレーム シリーズ」を発売中。本商品は全8種+シークレットでブラインドボックス形式で発売されている。1つが1,650円。8つが入ったアソートボックスが13,200円。
「MARVEL フォトフレーム シリーズ」はディズニーの「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」のヒーロー達をセレクトしたフィギュア。まるで絵の中から飛び出したような雰囲気が大きな特徴で、背景を分割することで他のヒーローとの"競演"が楽しめるギミックがある。
本商品は12月6~8日に幕張メッセで開催される「東京コミコン2024」に出展する「POP MART JAPAN」の目玉商品となる。今回はサンプルを遊んで、その魅力を紹介したい。
背景を分割、様々なヒーロー達との競演が楽しめるデフォルメフィギュア
最初に「MARVEL フォトフレーム シリーズ」全体のフォーマットを紹介したい。「MARVEL フォトフレーム シリーズ」は「MCU」に登場するヒーロー達をデフォルメフィギュアで再現している。頭部が大きく、目がぱっちりしたかわいらしいアレンジだが、各ヒーローのスーツや、武器なども細かく再現しており、各ヒーローの特徴をきちんととらえている。
商品には1枚のイラストに2人のヒーローが描かれており、そこからヒーローが一歩前に踏み出し、現実世界に現れたところをフィギュア化している、というコンセプトとなっている。フィギュアは細かく彩色されており、「MCU」のファンを満足させるクオリティを持っている。
本商品の最大の特徴は「分割して組み合わせを楽しめること」。商品はマグネットで結合された2つのパーツで構成されており、手軽に分割してシリーズの他の商品との再結合が可能。コレクションが増えるほど様々なフィギュアとの組み合わせが楽しめるのだ。さらにヒーローは背景として描かれた時と、フィギュアになったときでポーズが異なる。
アイアンマンを友であるキャプテン・アメリカと組み合わせたり、ロキと組み合わせてドラマを考えるのも楽しい。「MCU」ファンはもちろん、本商品をきっかけに「MCU」に興味を持つのも楽しいだろう。多くの人にオススメしたい商品だ。次章からは各ヒーローのフィギュアを紹介していこう。
今にも空中をスイングしそうな「スパイダーマン」
MCUの「スパイダーマン」は、アイアンマンであるトニー・スタークの弟子とも言える存在だ。突然変異をしたクモに噛まれたことで特殊能力を得たピーター・パーカーは生まれた街であるニューヨークでヒーロー活動をしていたが、トニーに見いだされアベンジャーズの一員となる。
フィギュアはメタリックに輝く「アイアン・スパイダー・スーツ」姿を再現している。赤と青を基調にしたスパイダーマンのスーツに黄色が差し色で加わった独特のスーツ姿で、ポーズは手首から糸を出し空中をスイングして移動する姿を表現。スパイダーマンならではの軽快なアクションが感じさせられるポーズだ。背景に描かれた効果線がスピード感を増している。
マーク50のアーマーのデザインも細かく再現された「アイアンマン」
「アイアンマン」は機械工学の天才トニー・スタークが自ら作り上げたアーマーを纏ったヒーロー。映画では様々なアーマーが登場するが、本商品ではスマートなアーマー「マーク50」を装着した姿を再現している。光沢を放つメタリックな塗装と、筋肉のような曲線主体のアーマーのデザインがしっかり表現されている。
他のフィギュアと比べるとアイアンマンとスパイダーマンはきちんと"飛行"していることがわかるポージングになっているのが楽しい。フレームから飛び出した足の部分が空中を飛行している形になっているので、きちんと浮遊感を感じさせるのだ。こう言った細かい演出の面白さもコレクションすることで見えてくる。
そしてスパイダーマンとアイアンマン師弟コンビの組み合わせだ。ビルの瓦礫の中から息を合わせて飛び出していくような勢いのある構図となっている。各商品単体のものからポーズも変わり、組み合わせることでの面白さがはっきりと出ている。
ムジョルニアのエフェクトもカッコイイ「マイティ・ソー」
「マイティ・ソー」は北欧神話のトールをベースとしたヒーロー。魔法の力を持ったハンマー、ムジョルニアを手に、ハルクにも匹敵する怪力と雷の力で戦う。フィギュアはムジョルニアを別パーツで再現、さらに軟質のエフェクトパーツをムジョルニアにまとわせるというリッチな仕様になっている。
ソーのスーツはかなり面白いデザインだ。鎧を思わせる銀色のパーツと革のようなパーツが組み合わさり、丸い金具がアクセントになっている。フィギュアはそんなソーのスーツの特徴をしっかり再現している。また歯を食いしばった闘争心むき出しの表情は皮肉な笑みを浮かべたロキと並べることでより引き立つ。
短剣や頭部の角など「ロキ」ならではの要素を凝縮
「ロキ」はソーの義弟であるが、映画「マイティ・ソー」シリーズや、「アベンジャーズ」などでは明確なヴィラン(悪役)として活躍、その後コメディーリリーフとしての一面が強くなっていく中で高い人気を得て、スピンオフである「ロキ」では主役となる。
フィギュアはロキならではの皮肉な表情、緑をシンボルカラーとした衣装など、劇中そのままの姿を楽しめる。特に立体化映えするのは兜の湾曲した角。背景も空間に穴を開けたような描写がされており、トリックスターであるロキらしさをよく表現している。
ソーとロキを組み合わせるのは他のキャラクター以上にドラマ性を感じさせる。2人が共闘しているのか、それとも戦っているのか、見る人によって意味合いは変わってくるだろう。両者がそれぞれを意識しているかのような視線の向け方も考えさせられ、組み合わせの面白さを感じさせるペアだ。
かわいらしさが強めのデザイン「キャプテン・アメリカ」
ヒーローによって結成されたチーム「アベンジャーズ」のリーダーを務めるキャプテンアメリカは"超人血清"によって常人を越えた力を持つが、神や科学の力を持つ他のヒーローに比べると非力さを感じさせる演出で描かれることもある。しかし卓越した作戦能力や、強いリーダーシップ、何よりも高潔な精神で他のヒーローを率いる魅力的なキャラクターだ。
丸い頭と大きな瞳のフィギュアは、本シリーズの中でも特にかわいらしさを感じさせるデザインだ。スーツの描写はもちろん、最大の特徴である盾の表現は裏側もこだわりを感じさせ、造型をチェックするのが楽しい。
2つの短剣と機械化された左腕に注目の「バッキー」
「バッキー」は、キャプテン・アメリカの戦友であるが第2次大戦中、秘密結社ヒドラに捕まり、洗脳をされて「ウィンターソルジャー」という暗殺者になってしまった。そのことは洗脳が解けてからも彼の心を苦しめるが、キャプテン・アメリカやファルコンといった友人と共に正義の道を歩む。左腕はワカンダで製造された新しいものとなっており、フィギュアはこの姿を再現している。
バッキーは優れた身体能力と義手である左腕の強力なパワーと共に、あらゆる武器に精通している。フィギュアでは2つの短剣を持たせることができ、ミリタリー色の強い服装と、ダークヒーロー的なヒゲでかなり渋い魅力のあるフィギュアとなっている。
キャプテン・アメリカとバッキーの組み合わせは「頼れる相棒」という雰囲気が良く出ている。それぞれが相手の死角をカバーしながら前進しているような、信頼関係が伝わる雰囲気になるのが楽しい。
キュートな雰囲気といかつい衣装のギャップ「ワンダ」
「ワンダ」はエネルギーを操作する超能力を使いこなす。その力により、彼女は「スカーレット・ウィッチ」と呼ばれる。ワンダはインフィニティ・ストーンの1つ「マインドストーン」から生まれたヒーロー「ヴィジョン」と恋に落ちる。
「MARVEL フォトフレーム シリーズ」では紅一点のワンダ。他のキャラクターが勇ましい雰囲気をまとっているのに対し、ワンダとヴィジョンだけは2人のラブラブぶりを感じさせる微笑ましいフィギュアになっている。ワンダの赤い光を放つ超能力がハートになっているのが楽しい。一方でまとっているコスチュームは彼女のその後の運命を知るファンにとって感慨深いものとなっているところも面白い。
穏やかな表情と可愛らしいアレンジが印象的な「ヴィジョン」
「ヴィジョン」は宇宙に生まれた6つの特異点インフィニティ・ストーンの1つ「マインド・ストーン」から生まれたヒーローで、額にはそのストーンが輝いている。彼はこの石の力で非常に優れた能力を持つが、インフィニティ・ストーンを狙う強大な敵・サノスの標的になってしまう。
赤紫の肌を持つ独特の外見をしたヴィジョンだが、その心は高潔で心優しい。フィギュアはそんな穏やかなヴィジョンをしっかり表現している。ワンダと合わせるように黄色のエネルギーをハート型にしている。額のストーンにもクリアパーツが使われているのが良い。
ワンダとヴィジョンは並べると他の商品と大きく異なる選ぶラブラブな雰囲気になるのが楽しい。数奇な運命を背負い強大な力を持った2人だが、本当に望んでいたことはこう言った穏やかな時間だったのだろう。「MCU」ファンにとっては、その後の彼女たちに想いをはせ、ちょっと切なくなってしまうフィギュアだろう。
様々な組み合わせで世界が広がる!
そして「MARVEL フォトフレーム シリーズ」は組み合わせを変えることでさらに楽しさが広がるのだ。アイアンマンとキャプテン・アメリカを組み合わせれば、「アベンジャーズ」を代表する2人を並べ立たせることができる。コレクションが充実するほど組み合わせの幅は広くなっていく。
スパイダーマンとソーはちょっと意外な組み合わせ。並べることではっきりするのがフィギュアのポーズの面白さ。アイアンマンやスパイダーマンは宙を飛んでいるような表現がされていて、地に足を付けたキャラクターと並べることで高低差がはっきりして構図に変化が生まれる。映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではたくさんのヒーローが集結して肩を並べて戦ったが、その1シーンのような雰囲気も演出できる。
ちょっと面白いのがワンダとロキ。劇中2人はあまりからむシーンはないのだが、ワンダを演じたエリザベス・オルセンと、ロキを演じたトム・ヒドルストンは、カントリーミュージック歌手を扱った映画「アイ・ソー・ザ・ライト」で夫婦として共演している。こういったメタ的な楽しみ方もありだろう。
コミコンでPOP MART JAPANのフィギュアをチェックしよう!
今回紹介した「MARVEL フォトフレーム シリーズ」は、12月7日、8日に幕張メッセで行われる「東京コミコン2024」でのPOP MART JAPANでの目玉商品の1つだ。POP MART JAPANは「AZURA」など可愛らしいフィギュアで知られているメーカーだが、アメコミや映画モチーフのフィギュアも多数販売している。
会場では歴代バットマンをモチーフにした「DC Batman 85th Anniversary シリーズ」や「スター・ウォーズ シリーズ」も販売される。こちらもぜひチェックして欲しい。
「MARVEL フォトフレーム シリーズ」は様々なマーベルヒーロー達をデフォルメで表現しているが、服装や髪型などで映画のヒーローの魅力を余すことなく再現している。コレクションすることで組み合わせも楽しい。マグネットでくっつけるので、近づけると「カチッ」と合わさる感触が良いし、組み合わせでドラマが生まれる。ぜひ色々なキャラクターを集めて、組み合わせを楽しんで欲しい。
※ピース購入の場合、種類は選べません。複数購入いただいても内容が重複する可能性がございます。
※シリーズを一通りそろえたい方は【アソートボックス】ページでの購入をお願いいたします。
※シークレットは一定の割合でアソートボックスへ封入されているため、アソートボックスで購入いただいても手に入らない可能性がございます。
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