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「SMALL WORLDS TOKYO」、6月11日グランドオープン決定! 一足先にその内部を紹介

圧倒的な大きさで展開する「ミニチュア」世界

6月11日グランドオープン



入場料:2,700円(税込/大人)より

 世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」は6月11日にグランドオープンする。本テーマパークは東京・お台場の有明物流センター内に、総面積8,000平方メートルという広大なジオラマを設営、1/80のミニチュアで世界を表現している。入場料は大人2,700円(税込)、中高生が1,900円(税込)、小学生以下が1,500円(税込)。

 本施設は、「宇宙センター エリア」、「世界の街 エリア」「関西国際空港 エリア」、「美少女戦士セーラームーンエリア」、「エヴァンゲリオン 格納庫 エリア」、「エヴァンゲリオン 第3新東京市 エリア」の6つのエリアで構成されている。どのエリアも1/80のミニチュアで精巧に造形されており、非常に見応えがある。また、グッズなども購入できる。

 さらに3Dカメラで自分の姿を撮影しフィギュアを製作することで実際にこれらの街の中に"住む"ことができる「エリア住民権付きフィギュアプログラム」も用意されている。今回公開された各エリアの動画と共に、施設を紹介していこう。

【SMALL WORLDS TOKYO】
「エヴァンゲリオンの世界」など、様々な世界をミニチュアで表現
エリアマップ
入場する際は"ガリバートンネル"で小さくなるイメージ

未来と過去を提示する「宇宙センターエリア」

 「宇宙センターエリア」は、1970年代のアポロ計画時代と未来の宇宙センター、2つが同じ空間に存在する。1970年代のエリアではサターンロケットVが、未来エリアでは未来型シャトルの打ち上げが間近で見ることが出来る。なお現在はまだ未来エリアは設営中でありオープン直後は見ることができない。

 「スモールワールズ」の大きなジオラマが動くところ。サターンVが格納庫から発射台ごと移動する様子や、丁寧な発射シークエンスを見ることができる。昼間に発射台の移動、夜になった時に発射と時間の変化も楽しめる。また、発射基地の周りには打ち上げを見守る人や宇宙旅行に旅立つ人々たちの様子も。ロケットの発射に対する人々の反応をフィギュアで表現している。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、宇宙センターエリア】

スチームパンクで現実とは違う進化を遂げた過去の街並み「世界の街エリア」

 「世界の街エリア」1900年代の第一次産業革命時代のアジア・ヨーロッパを舞台とした5つの国を表現したエリア。現実とは異なり蒸気機関の発展による文明社会が描かれており、SFテイストが盛り込まれているのも楽しさの1つ。ドラゴンなどの架空の生き物も登場する。

 5つの国は鉄道で繋がりその世界を旅する人々も描かれる。ドラゴンと暮らす村、炭鉱で働く人々、世界の叡智が 集う図書館……それぞれの国は気候や風土が違う。ヨーロッパらしい山間の風景や、香港そのままの密度の高い街並みなど、各地域の風土の違いにも注目。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、世界の街エリア】

「SMALL WORLDS TOKYO」の玄関口「関西国際空港エリア」

 ここは関西国際空港をモデルにしたスモールワールズTOKYO の空港。圧巻なのは空港を行き交う旅客機。40機ほどが離発着を繰り返す。空港のミニチュアとして世界最大、そして技術的にも最高レベルのものとなっている。

 背景も含め時間に合わせジオラマは大きく表情を変える。空港ターミナルは旅立ちの場でもあり、ターンテーブルで荷物を探す人、ショップで買い物を楽しむ人、ベンチで搭乗時間を待つ人など、それぞれの人のそれぞれの物語が込められている。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、関西国際空港エリア】

1990年代の街と未来の街が交差する「美少女戦士セーラームーンエリア」

 コミックスやアニメで大きな人気を集めた「美少女戦士セーラームーン」の舞台となった1990年代の麻布十番の街を再現しており、主人公月のウサギの自宅はベットの柄まで再現している細かさ。生活感のある街並みと、自動車は自動で運行され行き交っている。

 街の向こうには作中の未来の東京の姿である「クリスタル・トーキョー」を見ることができる。未来の街は夜になると一層美しく輝く。現実的な街と幻想的な街のコントラストが楽しいエリアだ。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、美少女戦士セーラームーンエリア】

使徒迎撃準備もバッチリ! 「エヴァンゲリオン 第3新東京市 エリア」

 「エヴァンゲリオン 第3新東京市 エリア」は本施設の目玉となるエリア。劇中に登場した「第3新東京市」の様々な箇所を再現。物語を見た記憶を刺激してくれる。印象的な電車、主人公達の生活空間、様々なものがリアルだ。模型の中から音を鳴らすことで模型に近づくことでよりリアルな雰囲気を味わうことができる。

 生活感溢れる街や学校の景色だけでなく、人間と比べるとずっと大きな砲台や、劇中でも登場した垂直離着陸機の発着場など「使徒迎撃のための要塞都市」としての姿もチェックすることができる。街の住人の姿も要チェックだ。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、エヴァンゲリオン 第3新東京市 エリア】

エヴァンゲリオン、リフトオフ! 「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」

 こちらは一転して無機質な「エヴァンゲリオン 格納庫 エリア」。劇中同様、3機のエヴァンゲリオンが格納されており、エレベーターのある射出台まで運び込まれるシークエンスを見ることができる。

【「SMALL WORLDS TOKYO」、エヴァンゲリオン 格納庫エリア】

 これらに加え、レストラン、グッズコーナー、そして街の住人となれるフィギュアを作るための3Dスキャナールームなども用意されている。非常に精密なミニチュアは一見の価値がある。フィギュアとなって街の住人を目指す場合、エヴァンゲリオン、セーラームーンエリアは年間パス付きで19,800円(税込)、その他のエリアの場合は12,630円(税込)となっている(大人料金)。気になる人はぜひ下記公式ページをチェックして欲しい。

レストラン
3Dスキャナールーム