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動く実物大ガンダム、ついに本体が完成! 年内オープン予定の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」進捗状況とバックストーリーを公開

8月5日 発表

 ガンダム GLOBAL CHALLENGEとEvolving Gは、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に展開予定の動く実物大ガンダムについて進捗状況を報告した。7月29日にガンダム本体の頭部の取り付け作業が完了し、そのボディの完成が明らかとなった。

 動く実物大ガンダムは、「RX-78F00 GUNDAM」の名称で開発が進められ、2020年内より期間限定でオープンする「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて展示予定。今回、8月5日13時より配信された映像「『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』 進捗報告会」にて開発の進捗状況やそのバックストーリーが初公開された。

 映像では、7月29日に収録された横浜・山下ふ頭でのガンダム本体の頭部取り付け作業を公開、ガンダム本体が完成した。今後はオープンに向けてモーション調整を行なっていくという。3Dモデルによるモーションのイメージも公開。TVアニメ「機動戦士ガンダム」の名シーン「ラストシューティング」や、「∀ガンダム」よりターンエーガンダムをイメージした両腕を掲げるポージングなどを予定している。

上頭式での頭部ドッキングの様子
「ラストシューティング」
ターンエーガンダムをイメージした両腕を広げるポージング

「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」バックストーリー

「RX-78F00 GUNDAM 」の誕生

U.C.(宇宙世紀)0079、スペースコロニー「サイド7」で起動した「RX-78-2 GUNDAM」。
それは、一年戦争時の地球連邦軍のパイロット「アムロ・レイ」の機体として数々の戦いをくぐり抜けて来た。
そして、その機体は「ア・バオア・クー」の激戦の中で失われた、と言われている。
その後、極東アジア地区の地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の近郊において、「RX-78」タイプと思われるパーツが大量に発見された。
西暦の時代から大型貨物のターミナル港であったYOKOHAMAは、地球圏において巨大なMSのパーツを秘密裏に輸送/保管するのに格好の地であったのかもしれない。
しかし、今回発見された「RX-78」タイプの各部パーツについての記録は一切残されていなかった。
そこで、その技術上の情報を解明するため、さまざまな領域のエンジニアたちが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に密かに集結。バラバラに保管されていた多数のパーツを長い時間かけて、研究・分析・再構成することになった…。
それは、あたかも新型のGUNDAMを新たに開発していくようなプロセスであった。
発見されていないパーツもいくつか存在し、ミノフスキークラフトに関する資料なども見つかってはいない。
そして、約2年の研究・開発を経て、この「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で、再構成されたMSの起動実験がいよいよ始まる!

研究にかかわったスタッフたちは、この機体を「RX-78F00」と呼んだ。

【『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』 進捗報告会】