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「ガシャポンミニチュアAED」発売決定！　AEDの仕組みや使い方を知ろう

2015～2020年の普及モデル4種をラインナップ

長岡頼（クラフル）

2020年9月8日 12:53

9月第2週～順次発売予定
価格：1回300円（税込）

　バンダイは、「ガシャポンミニチュアAED」を、全国の玩具売り場・量販店などに設置されたカプセル自販機で9月第2週より販売する。価格は1回300円（税込）。

　「ガシャポンミニチュアAED」は、医用電子機器メーカーである日本光電工業とバンダイによる、AED（Automated External Defibrillator/自動体外式除細動器）の普及・啓発に向けたコラボ商品。唯一の国産AEDメーカーである日本光電工業の監修の元、形状やパーツ構成が忠実に再現されている。

　AEDは、日本で2004年から一般市民が使用できるようになり、年々公共の場所への設置台数が増加している。現在では全国に約60万台（※1）が設置されているが、その仕組みについては詳しく知らない人が多い状況だという。

　「ガシャポンミニチュアAED」は、手軽に購入できるガシャポンのメリットを生かしてAEDの仕組みをより多くの人に普及し、緊急時の早急な対応を可能にするため、普段は見ることのできないAEDの中身まで忠実に立体化。AEDは需要や技術の進化に合わせてモデルチェンジされており、その中から普及率の高い3モデルと、2020年度モデルであるMobileタイプがラインナップされている。

ふたを開けられる

電極パッドを伸ばしたり、ショックボタンを押したりすることができる

ラインナップ（全4種）

【2015年度モデル「普及モデル AED」】

【2019年度モデル「カラー液晶画面付バイリンガルAED」】

【2019年度モデル「カラー液晶画面付心電図表示バイリンガルAED」】

【2020年度モデル「Mobile タイプAED」】

【企画・開発者バンダイベンダー事業部望月一輝氏のコメント】

　AEDは人命救助においてとても重要な医療機器ですが、普段なかなか触れる機会がなく、緊急事態時に必要に迫られて初めて使用するということが多いということをよく耳にします。事前にAEDの中身や構造を理解し、どのように操作するかを知ることができる商品があれば、焦らずに人命救助ができると考え、本商品を企画しました。

　実際のAEDを忠実に再現するため、日本光電工業様にご協力をいただき、開発を行なってまいりました。開発時は電極パッドの調整に苦労しましたがケースへの収まりやすさを配慮したチューブの長さの調整や素材選び、そして電極パッドを収納している袋の素材選定までこだわりつくし、やっと形にすることができました。

　ぜひ、本商品で遊びながらAEDの使い方を覚えてみてください。

※1：平成28年度厚生労働科学研究費補助金研究報告書「心臓突然死の生命予後・機能予後を改善させるための一般市民によるAEDの有効活用に関する研究」（研究代表者：坂本哲也帝京大学救急医学講座教授）を元に日本光電推計。