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ヘキサギアのさらなる発展! ジェットポッド型「ヘキサギア ブースターパック005」、パワードスーツ型「ディフィニッションアーマー・ブレイズボア」
2020年9月26日 10:30
- 【ヘキサギア ブースターパック005】
- 発売日・価格未定
コトブキヤが展開する「ヘキサギア」は1/24と、ロボットプラモデルの中では比較的スケールが大きいシリーズだ。本シリーズの大きな魅力はコンバットスーツを纏った人型フィギュア(プラモデル)「ガバナー」との連動であり、ガバナーが乗り込むロボットだけでなく、バイクやパワードスーツなども登場する。「人が乗り込む」雰囲気が楽しい。
また、プラモデルならではの組み替えも楽しい。「ヘキサギア」は「キットブロック」というカテゴリーであり、各ブロックを分解、組み立てができるように設計されている。ロボットに異なる手足をつけたり、武装を変えたりするのに留まらず、ボディそのものも大胆に組み替えることができる。
人型ロボットをパーツを組み替えることでトレーラーにできたり、パーツの一部が独立した乗り物になったりできる。複数の商品があれば組み替えは大きく広がり、さらに世界観は大きくふくらんでいく。
今回大きく試作品が展示されていたのは「ヘキサギア ブースターパック005」。まるで巨大な輸送機のように見えるが、これはコクピットブロックにエンジンと翼のユニットがついたものだ。発売日・価格未定。
シリーズではコクピットブロックにローターなどをつけヘリコプター型に組み上げられる「スティールレイン」があるが、この「ヘキサギア ブースターパック005」はさらに高速戦闘が可能になりそうだ。パイロンや翼の先端にミサイルがあり、こちらのパーツ展開も楽しみだ。
「スティールレイン」はテイルローターをつける後部ユニットが変形し、下半身になり単独で人型に変形できたが、「ヘキサギア ブースターパック005」は現時点では「コクピットブロックを高速で飛ばせるための装備」に見える。ここから手足がつくのか、敢えて割り切った戦闘機として発売されるのか、今後の展開に注目したいところだ。
もう1つがガバナーの簡易装甲装備「ウッドペッカー」に続くディフィニッションアーマー「ディフィニッションアーマー・ブレイズボア」。ウッドペッカーは上にかぶせる装甲以外はガバナーの四肢がむき出しに近かったが、強そうな手足がついてよりパワードスーツの雰囲気が強くなった。こちらも発売日・価格未定
側面に突き出されたガバナーの手がそのままメカの手を動かす“マニューバスレーブ方式”をとっているのがわかる。「ウッドペッカー」は空から強襲するガバナーの簡易飛行ユニットという位置づけだったが、「ディフィニッションアーマー・ブレイズボア」は大型の手足によりより強力な武器が構えられるようになっている。
それでいながらガバナーを装甲で覆っているとは言いがたく、特に後ろはガバナーの足むき出しで、兵器としてかなり人命軽視な試走が見え隠れして面白い。「ヘキサギア」ならではのガバナーを最大限に活用したユニークなメカと言えるだろう。