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プラモデル「九州 局地戦闘機 震電」12月26日頃発売

重爆撃機迎撃用に開発された日本初の前翼式戦闘機

12月26日頃 発売予定

価格:1,500円(税別)

 ハセガワは、プラモデル「九州 局地戦闘機 震電」を12月26日頃発売する。価格は1,500円(税別)。

 本商品は、重爆撃機迎撃用に開発された、日本で最初の前翼式戦闘機「震電」の1/48スケールプラモデル。

【「震電」について】

 前翼式戦闘機である「震電」は、機体内部空間が有効に使えるため、胴体寸法を小さくすることができた。揚力を発生できる前翼により、主翼も小さくなっている。そのため機体重量や抵抗の面で極めて有効で、高速戦闘機の開発に多くの利点を持っていた。また、機首に大口径機銃を集中装備できることも大きな特徴だった。

 大きな期待をかけられた震電だが、実戦には間に合わず、試作1号機が3回にわたり45分間飛行したところで終戦となった。

【データ】
乗員:1名
全幅:11.11m
全長:9.76m
全高:3.92m
全備重量:5,272kg
エンジン:三菱「ハ43」42型
出力:2,030馬力
最高速度:750km/h/8,700m(計画値)
固定武装:30mm機関砲×4
初飛行:1945年8月3日