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ボードゲーム「京都議定書」日本語版がホビージャパンより販売中

地球温暖化やSDGsについて考えるきっかけにも

販売中

価格:4,400円(税込)

 ホビージャパンは、ボードゲーム「京都議定書」の日本語版を5月上旬より販売している。価格は4,400円(税込)。

 「京都議定書」は、プレーヤーそれぞれが国家の代表となり、地球の環境問題と自国の利益を巡って交渉を行なうボードゲーム。ただし、その解決のためには自国の「資金」や「豊かさ」を手放さなければならない。誰もが出し渋れば地球環境に致命的な被害が及び、利益を追求しすぎた国は糾弾され、勝利することができなくなる。

 限られた時間でどう分担するのか結論を出さなければならない中、それぞれの思惑が交錯してなかなかうまくいかないという、少し考えさせられるユーモアが魅力のひとつとなっている。

【京都議定書】

マネーが世界を崩壊させる……

地球温暖化防止会議へようこそ!

6つの大国の代表として、あなたは「世界は環境崩壊の危機に瀕している」
と主張する、いくつかの極めて不吉な論文について討論します。
疑いなく、あなたはこの惑星を救うためにできるすべてのことをします。
そうでしょう?

絶対に……母国の富を守ることができる限りは……そして陰の実力者たちの
富も共に守れるのであれば……。

「京都議定書」の遊び方

 プレーヤーたちは、「論文カード」に書かれた目標を達成するために、必要な資金などをどれだけ提供できるか90秒間議論する。しかし、その目標は誰もが達成したいものとは限らず、各国が秘密裏に持つ目標のために他国をお金で買収し、自国の利益を優先する国があるかもしれない。

 論文カードに書かれた目標が達成できれば環境は守られる。すべての論文カードを議論し終えると、会議は成功を収めてゲームは終了。残ったお金や豊かさカードなどによる点数が最も高かったプレーヤーの勝利となる。

 もし目標が達成できなければ動物の絶滅や気温の上昇などの被害が出てしまう。被害が限界に達すると会議は失敗となり、ゲームは途中で終了。その時点で最も点数の高いプレーヤーが「利益を優先しすぎた国」として脱落し、2位のプレーヤーが勝利する。

仕様

プレイ人数:3~6人
ゲームデザイン:ザビーネ・ハラー、ヨハネス・クレナー
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30~45分
版元:Deep Print Games

【内容物】
ボード1枚、カード100枚、紙幣63枚、国旗トークン6枚、国旗ホルダー6個、雲タイル6枚、気温レベル6枚、動物タイル5枚、書見台1つ、ルールブック1冊