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【静岡ホビーショー】ミニ四駆ジャパンカップ2021公式コース「MAXサプライズサーキットREMIX 2021」公開! 昨年のコースを“リミックス”したレイアウトに!

5月13日公開

 タミヤが主催するミニ四駆の公式レース「ミニ四駆ジャパンカップ2021」に投入される予定の公式コース「MAXサプライズサーキットREMIX 2021」が、静岡ホビーショーの会場にて披露された。

「MAXサプライズサーキットREMIX 2021」。昨年のレイアウトを“リミックス”したものだ

 昨年の「ミニ四駆ジャパンカップ2020」は、コロナ禍において多くの大会が延期・中止となり、今年のコースはそんな昨年大会のコースの各セクションの登場順や組み合わせを変更したリミックスレイアウトとなった。

コース全景。写真左上がスタート地点となる
別角度から。写真手前に見える「VQSマウンテン」と「ムササビチェンジャーディメンション」のインパクトが凄い

 スタート直後に待ち受けるのは、今年新たにジャパンカップのスポンサーとなった横浜ゴムの名を冠した「ヨコハマタイヤ サプライズロード」。レーンが2台と3台に分岐するレッド&ブラックカラーのセクションで、大会ごとにそのレイアウトが変更になるという。バリエーションは5パターン用意され、どれが使われるかは大会前に告知されるので、それに合わせたチューニングが必要となるだろう。

「ヨコハマタイヤ サプライズロード」。5パターンのレイアウトが用意される

 「グライドバンク20」から、「NEWERAターン」、「VQSマウンテン」を抜けて現れるのが「ムササビチェンジャーディメンション」だ。昨年のコースに登場した「ムササビチェンジャー」が平面のセクションに備えられていたのに対し、今回はVQSマウンテンからの約45度の下りに設けられていて、その下を通る「Vウェーブ」との高低差はなんと40cm! レーサーはもちろん、観戦者もハラハラするセクションとなるのではないだろうか。

20度の角度が付けられた「グライドバンク20」
ジャパンカップのコースではおなじみの「NEWERAターン」
「VQSマウンテン」は角度45度の高さのあるバンク
「Vウェーブ」の上をマシンが飛んでいく「ムササビチェンジャーディメンション」

 その直後には高い壁で仕切られレーサーを苦しめた「スラッシュバンク」が続き、最後に「FDKファイナルゾーン」のストレートで1周が終了。“リミックス”された新たなコースに対するセッティング能力が試されるだろう。

透明の壁で仕切られた「スラッシュバンク」
最後のストレートが「FDKファイナルゾーン」

 大会の開催日程については流動的で、当面の間は未定となるという。感染症の抑制やワクチン接種の状況などに注視しつつ、安全に参加できる状況になり次第、日程が発表される予定となっている。また大会では感染症対策として、三密や滞留を防ぐための「ノーピット/ワンウェイ方式」が昨年に引き続き導入される。

大会運営は「ノーピット/ワンウェイ方式」を導入して行なわれる