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【静岡ホビーショー】タミヤ「1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁」がシルバーメッキ仕様で登場! デカールで再現できる迷彩にも注目!

発売日、価格未定

 タミヤは開催中の静岡ホビーショーにて、「1/48 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 シルバーメッキ仕様(迷彩デカール付き)」を発表した。太平洋戦争における日本軍唯一の液冷エンジンを搭載した戦闘機「飛燕」のキットで、2016年に発売された「1/48 傑作機シリーズ 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁」の特別企画版となる。

「1/48スケール特別企画 川崎 三式戦闘機 飛燕I型丁 シルバーメッキ仕様(迷彩デカール付き)」。発売日、価格は未定

 商品名にある通り、胴体や主翼をメインとしたパーツにツヤを抑えたシルバーメッキを施した特別版で、最低限の塗装だけで実機のリアルな金属感を楽しめるというものだ。パーツの合わせ目もできる限り機体のパネルラインなどに合わせて設計されているため、メッキの質感を生かして作ることができるそうだ。

非常にスタイリッシュで立体映えする機体。複雑な迷彩模様はデカールで再現される
キットでは本機の特色である液冷航空エンジン「ハ40」も造形される
ジュラルミンの金属質を表現したシルバーメッキが施されたパーツ群

 また作例で印象的な迷彩模様は、本土防空で活躍した「飛行第244戦隊所属機」の飛燕のもので、キットではこの模様を付属のデカールで再現できるようになっている。デカールは胴体左右、主翼左右、アンテナで合計7分割されていて、塗装では表現が難しい斑迷彩を貼るだけで作れるのである。

付属する迷彩デカールのパターン。貼るだけで迷彩塗装になる
こちらはマーキングのデカール。第244戦隊小林隊長機と高島少尉機のマーキングが付属
メッキの上から貼ることで飛行第244戦隊所属機のカラーリングとなる

 昨年同様の仕様で、1/72の同型機が発売されているが、今回の1/48はより大きなスケールで楽しめるものだ。ちなみにメッキパーツは上から塗装も可能だが、塗料が剥がれる恐れがあるため、塗装する部分には金属用プライマーなどを事前に塗っておくのがいいとのことだ。

展示されたパッケージアートは試作品で、実際の仕様とは異なる