ニュース

BANDAI SPIRITSがものづくりの楽しさを小学生に伝える「オンライン授業×プラモデル」のテスト展開を開始

2021年秋に本格展開予定

6月11日 テスト展開開始

 BANDAI SPIRITSは6月11日、プラモデルを題材にものづくりや地球環境問題に対応するサステナブルの取り組みを学ぶ「オンライン授業×プラモデル」のテスト展開を開始する。2021年秋に全国の小学校で本格展開予定。

 静岡県に構える「バンダイホビーセンター」はプラモデルの生産拠点で「ガンプラ」を始めとするBANDAI SPIRITSのプラモデルを生産している。これまで2006年より2019年までの間に40,000人の工場見学を受け入れてきた。学校見学も行なわれており400校の生徒が工場を訪れている。静岡県内を中心に全国から多くの学校が訪れていたが、距離的な問題から遠くに位置する学校は訪れにくいという問題があった。そういったことを受け、オンライン授業として行なう「オンライン授業×プラモデル」の企画が生まれた。

 「オンライン授業×プラモデル」では工場で生産するプラモデルを題材に企画から設計・金型・生産までの工程を紹介するほか、実際にプラモデルの組み立てを体験することでものづくりの楽しさ、プラスチック代替素材の開発や廃材のリサイクルなど、地球環境を考えるサステナブル活動の取り組みを学んでほしいという意図がある。

 主に小学校高学年を対象とした取り組みとなっており、参加した学校の実施記録や意見などをもとに教材を開発。2021年秋より全国の小学校を対象に本格展開予定で、それらにあわせて改めて案内が告知される。

オンライン授業風景(イメージ)
映像タイトル
体験会キット