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飾って楽しめる! 星型空冷エンジン「ライトサイクロン9」のプラモデルがプラッツから登場

ディスプレイがよりリアルに楽しめる専用ドーリーもモデル化

11月 発売予定

価格:6,600円(税込)

 プラッツは、アトランティスモデルのプラモデル「1/12 ライト サイクロン 9気筒星型エンジン」を11月に発売する。価格は6,600円(税込)。

 本商品は、第二次大戦中のアメリカの航空機に数多く使用されたカーチスの星型空冷エンジン「ライトサイクロン9」を1/12スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。カーチス・ライトのオフィシャル設計図面をベースにモデル化された旧モノグラム社製のキットをアトランティスモデルが再リリースするもので、仕上がりの直径は約11.6cm。

 本商品では、空冷の冷却フォンが刻まれたシリンダーをはじめ、その周りにレイアウトされた配線・配管やロッド類なども詳細に再現。メカニカルな仕上がりで星型空冷エンジンを表現している。エンジンには3枚ブレードのプロペラの中心部分を再現してセット。完成後のディスプレイがよりリアルに楽しめる専用ドーリーもモデル化されている。ドーリーにはエンジンのスペックなどを表示したネームプレートなども用意されており、博物館などでの展示の雰囲気を再現できる。また、エンジンの歴史なども解説された8ページに渡る説明書が付属する。

【ライトサイクロン9エンジンについて】

 第二次大戦でアメリカ軍の運用した航空機の多くに使用されたエンジンの1つがライトサイクロン。カーチス・ライトによって開発された星型の空冷エンジンは1931年から50年まで生産が続けられた。「ライトサイクロン9」は9気筒で排気量は29.87リッター。1,200馬力を発揮していた。第二次大戦中のアメリカ軍機では「F2Aバッファロー」や「SBDドーントレス」、「SBCヘルダイバー」、さらに、「B-17フライングフォートレス」などに幅広く搭載され活躍した。単列の9気筒の他にもこれを2重にレイアウトした二重星型18気筒エンジンも開発された。