ウッディジョー、室町時代後期の大型軍船「安宅船」の木製模型を11月1日発売

　ウッディジョーは木製模型「1/100 安宅船」を11月1日に発売する。価格は41,800円（税込）。

　安宅船は、室町時代の後期から江戸時代初期にかけて日本で広く用いられた大型軍船の総称。重厚な武装を施し、大きいものでは全長50ｍ以上、百数十人の戦闘員が乗船した。戦闘時は数十人の漕ぎ手によって推進され、小型で快速の関船や小早で組まれる艦隊の中核を成した。箱型の船体が特徴的で、垣立の上部には弓、鉄砲用の狭間が設けられている。

　本商品はウッディジョーが、佐賀県名護屋城博物館の1/10展示モデルと「肥前名護屋城城図屏風」（佐賀県立博物館所蔵）に描かれた安宅船を参考に、独自の考察を加えて1/100スケールで設計したもの。重厚な伊勢船形式の船体と連立式天守、64挺もの艪に至るまで、ヒノキやシナ材等の自然木をふんだんに使用してリアルに再現しているという。組み立てに関しては、船体部・垣立部・天守部に分けた組み立て工程を、写真や図で分かりやすくサポートしている。