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【WF2022冬】ボークス、「F.S.S.」シリーズはGTMと共にMHのラインナップも拡充!
様々なキャラクターに挑戦する「キャラグミン」や、美少女メカプラモも!
2022年2月6日 19:20
- 【ワンダーフェスティバル2022[冬]】
- 2月6日 開催
ボークスは、ブースの出展で人気の「ファイブスター物語(F.S.S.)」の商品をさらに拡大していくと大きくアピール、その他の商品もボークスならではのアプローチが強く感じられる展示となっていた。
その中でもやはり大きな注目は「F.S.S.」関連商品だろう。コミックスでは登場するロボットがモーターヘッド(MH)から、GTM(ゴチックメード)へと一大変革を遂げているが、ボークスの商品展開としては根強い人気を持つMH関連の拡充も今後も行なっていくとのことだ。
精密なプラスチックモデルIMS(Injection Assembly Mortar Headd Series)では新商品として「IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド Type D MIRAGE」を発表。以前発売された「IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド」とは異なり、巨大なバスターランチャーを装備したバージョンとなる。4月2日より受付、5月下旬に発売予定だ。
本商品にはクリアパーツの「限定版」が同時発売となる。こちらはバスターランチャーを構えた迫力あるポージングとなっている。IMSは本来可動モデルであるが、設定画に近い素立ちで組み立てるモデラーが多い。その中でこのバスターランチャー付きのモデルでは、大胆なポージングで印象的なシーンを再現してみようという、ボークス側の提案でもあるとのことだ。非常にかっこよく、このポーズで作ってみたくなる。
IMSでは新作として「エンゲージSR1」を発表。エンゲージシリーズは様々な機体があり、「SR1」は最初のIMS化となる。ファンの多い機体であり、こちらの発売も楽しみだ。2022年内での発売を目指し開発中とのことだ。
そしてGTM関連は今後の新商品が目白押しだ。半完成品として発売された「イージーアッセンブルハイクオリティモデル GTMカイゼリン」を皮切りに続々と登場していくGTMだが、レジンキットの「ハイスペックガレージキット」シリーズは発売中の「ダッカス ブラックナイト」から、第2弾は「ディー・カイゼリン」、第3弾に「マーク2スピードミラージュ」、さらに「破烈の人形」、「Z.A.P.(ツァラトウストラ・アプターブリンガー)」も予定されている。
また半完成品である「イージーアッセンブルハイクオリティモデル」シリーズでも、「Z.A.P.」、「帝騎マグナパレス」を予定している。GTMでは価格を抑えたプラモデルでの展開も今後予定しているとのことで、これからの動きは大いに期待したいところだ。
ボークスは「F.S.S.」以外にも注目だ。組み立てるガレージキットフィギュア「キャラグミン」は他社にはないユニークなモチーフが注目だ。「AIR」の神尾観鈴は人気は高いがあまりフィギュア化されていないキャラクター。またアクションアドベンチャー「シャンティ」シリーズのキャラクターというのも面白いアプローチと言える。
このほか、「少女革命ウテナ」のウテナとアンシー、「すーぱーそに子、そに子、対魔忍になりまうs ver.」などは他社でもフィギュア化されているが、手が加えられる組立式ガレージキットにモデラーがどう手を加えるか、またフィギュアより価格を抑えている商品展開にユーザーの反応はどうかなども注目したい。さらに「絶対可憐チルドレン」はあまりフィギュア化されない題材なだけに、こちらも続報が楽しみだ。
個人的に注目したいのが、「ブロッカーズ フィォーレ」シリーズ。昨今流行の「美少女メカプラモデル」のボークスでの挑戦だが、同社のブロックプラモデル「ブロッカーズ」に"花"を意味する「フィオーレ」を付けたシリーズで、女の子にも花のイメージを加えてのデザインになっているという。
一目見てわかるのはボークスらしいパーツの繊細な造型。彩色済みの顔パーツがついていて表情豊かなところがセールスポイントとのこと。瞳デカールと、無彩色の顔パーツも付属し自由度も高めている。さらにブロッカーズならではの各パーツを外してのカスタマイズの広さ。美少女とロボットを連携も考えてデザイン、組み替えの楽しさを追求しているとのこと。美少女メカプラモデルは各社の個性が楽しめるシリーズとなっており、ユーザー達がどう遊ぶか見ていきたい。