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【WF2022冬】海洋堂の滋賀・高知の施設が合同出展。フィギュアの魅力を地方から発信

「ウルトラマン」や「パトレイバー」など懐かしいソフビも展示

【ワンダーフェスティバル2022[冬]】

2月6日 開催

「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」、「海洋堂スペースファクトリーなんこく」、「海洋堂かっぱ館」、「海洋堂ホビー館四万十」合同ブース

 「ワンダーフェスティバル2022[冬]」には、海洋堂が滋賀県と高知県で運営している4つの施設の合同展示ブースが設けられ、それぞれの施設で販売しているアイテムの展示・販売などが行われていた。

海洋堂高知アンバサダーの椿奈々さん。高知が舞台の「竜とそばかすの姫」のベルのコスプレでブースをアピールしていた

 今回合同でブースを出展していたのは、「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」(滋賀県)、「海洋堂スペースファクトリーなんこく」(高知県、以下同)、「海洋堂かっぱ館」、「海洋堂ホビー館四万十」の4つの施設。それぞれは海洋堂フィギュアの展示・販売やイベントなどを行う施設で、地方から様々な情報を発信している。

 ブースにはオールドガレージキットファンには懐かしいソフビキットの復刻版が多数展示。当日ブースにて販売されたものの一部は各施設のオンラインショップでも販売されている。

「ウルトラマン」シリーズのソフビキット
「『DAICON IV』の女の子」と「機動歩兵」のソフビキット
恐竜のソフビキット

 また「機動警察パトレイバー」のソフビキットも多数展示されていた。こちらは1988年前後に発売されたもので、速水仁司氏、佐藤“ロボ師”拓氏、田熊勝夫氏、かたやまひろし氏などが原型製作を手がけている。こちらは復刻を検討しているとのこと。

「機動警察パトレイバー」のソフビキット。こちらは1988年当時に販売されたものだ

 「海洋堂スペースファクトリーなんこく」を運営する海洋堂高知は、アニメーション産業の未来に向けた挑戦を高知から提案する「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」にも参加し、同施設をイベント会場として使用。また施設内には海洋堂のフィギュア生産工場「NANKOKU FACTORY」があり、そこで作られたフィギュアも展示されていた。

海洋堂高知が企画する、愛知県北宇和郡鬼北町の「道の駅森の三角ぼうし」のモニュメント「鬼王丸」のソフビキット。現物と同様、竹谷隆之氏が原型を手がける
地方のご当地キャラクターなどを立体化している
「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」より、展示中のジオラマがワンフェスに出張