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プラモデル「1/35 ドイツ 1トンハーフトラック Sd.Kfz.10」、タミヤより4月16日頃発売
車体パーツはイタレリ社製
2022年3月3日 11:25
- 【1/35 ドイツ 1トンハーフトラック Sd.Kfz.10】
- 4月16日ごろ 発売予定
- 価格:3,740円(税込)
タミヤは、プラモデル「1/35 ドイツ 1トンハーフトラック Sd.Kfz.10」を4月16日ごろに発売する。価格は3,740円(税込)。
本商品は、ドイツ軍の1トンハーフトラックSd.Kfz.10を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。車体パーツはイタレリ社製で、サイズは145×55mm(全長×全幅)。
本商品では、折りたたんだ幌の裏側や室内の小銃ラックなどが新たに追加され、工具類も取り付けステーとともに全て新規パーツとなっている。車体後部の特徴的なループ状ステーも一部刷新。フロントガラスは薄い透明プレートが用意されており、初期型ジェリカンや雑具箱、ノテックライトなどタミヤ製パーツも豊富。履帯は直線部分を一体パーツとした連結組み立て式で、幌は展開状態と収納状態が選べる。
小火器や個人装備品も豊富に用意されており、ドライバーと乗員2体の人形計3体、ロシア戦線やイタリア戦線のデカール4種類が付属する。
第二次大戦中にドイツ軍が多用したハーフトラックの中でも、最軽量クラスの車輌が1トンハーフトラックSd.Kfz.10。コンパクトな車体に出力100馬力のマイバッハHL42エンジンと前進7段、後進3段のギヤボックスを搭載し、不整地でも良好な機動力を発揮。路上での最高速度は65km/h、航続距離は350kmで、乗員2名に加え兵士6名を輸送できた。
当初は2cm対空機関砲や7.5cm軽歩兵砲、5cm対戦車砲などの軽火砲や弾薬トレーラーの牽引用として開発され、大戦中期以降はより重量のある7.5cm対戦車砲や6連装30cmロケットランチャーなどの牽引にも活躍。1939年頃から1944年末までに15,000台以上もの車輌が生産され、ロシアから北アフリカまでの全戦線で幅広い任務に使用された。