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ルノーRE-20ターボを1/12スケールで再現したプラモデルがタミヤより5月21日に発売!
空力を追求したなめらかなフォルムをリアルに再現
2022年5月9日 10:29
- 【1/12 ルノーRE-20ターボ(エッチングパーツ付き)】
- 5月21日 発売予定
- 価格:14,080円(税込)
タミヤは、プラモデル「1/12 ルノーRE-20ターボ(エッチングパーツ付き)」を5月21日に発売する。価格は14,080円(税込)。
本商品は、1980年のF1グランプリレースで活躍したルノーRE-20ターボを、1/12スケールで模型化したプラスチックモデル組み立てキット。サイズは389×184mm(全長×全幅)で、作りごたえ、見ごたえたっぷりの大型精密スケールモデルとなっている。
前後サスペンションにはコイルスプリングを内蔵し、実車同様のメカニズムで作動。V型6気筒ターボエンジンは、ターボチャージャーやインタークーラーなどのターボシステムをはじめ、点火コードや燃料パイプなど、配線や配管も含めて精密にモデル化されており、トランスミッションなどの駆動系統も実車そのままに再現されている。
ボディカウル、ノーズカウルは脱着可能。完成後もフレーム構成やサイドポンツーン内に配置された冷却システムなどの内部構造を見ることができるほか、ステアリングホイールを回して前輪の向きを左右に変えられる。また、サイドスカートも上下に可動する。
タイヤは、サイドウォールの文字まで正確に再現したリアルな質感の中空ゴム製で、コクピットはシートベルトやシフトノブ、ABCペダルも再現した密度感ある仕上がりとなっている。ラジエター、インタークーラー、オイルクーラー、ブレーキディスク用のエッチングパーツが付属する。
実車について
1980年シーズンのF1グランプリレースで3回の優勝を記録し、ターボエンジンの持つ可能性の大きさを見事に立証したのが、ルノーRE-20ターボ。ルノーは1977年、ターボエンジンを搭載した初のF1マシンRS-01を開発してグランプリレースに挑戦を開始。1979年にはエンジンをツインターボ化し、グランドエフェクトカーのメカニズムを採用したRS-10に進化させ、ターボF1初の優勝を記録した。このRS-10をさらに改良したのがRE-20ターボで、特に30kg近い軽量化に成功するなど、戦闘力はいっそう高められた。
エンジンは、1.5リッターV型6気筒DOHCに2基のターボチャージャーを装着。規定により自然吸気エンジンの半分の排気量ながら、約520馬力とトップクラスの出力を発生。車体は、細身のセンターモノコックの両側に、逆ウイング断面のサイドポンツーンを配した典型的なグランドエフェクトカーに仕上げられた。3勝をあげたRE-20の活躍によって、以後、多くのターボF1が登場することになり、グランプリレースはターボ時代を迎えることになった。
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