ニュース
【静岡ホビーショー】超重量級「可変爆撃機」と美少女! プラモデル「VFG VB-6 ケーニッヒモンスター」ガウォーク形態で登場
2022年5月12日 00:00
- 【VFG VB-6 ケーニッヒモンスター】
- 発売日・価格未定
アオシマは静岡ホビーショーにて、プラモデル「VFG VB-6 ケーニッヒモンスター」を発表した。発売日、価格は未定。
アオシマのVFG(バリアブル ファイター ガール)は、「マクロス」シリーズのバルキリー(可変戦闘機)と、美少女フィギュアを組み合わせたプラモデルだ。劇中そのままのファイター(戦闘機)形態のメカと美少女フィギュアが、「ガウォーク」、「バトロイド(人型ロボット)」に変形するのだが、オリジナルの可変戦闘機と異なり、美少女フィギュアと連携している点がセールスポイント。
戦闘機から手足が生えたようなガウォーク形態の場合、オリジナルにはないシートやハンドルが出てきて、ガウォーク形態のバルキリーに女の子はバイクのようにまたがって乗る。さらにバトロイド形態ではバルキリーを女の子が"着る"のである。パワードスーツというよりは"メカ美少女"のような姿になるのだ。しかし今回の、「ケーニッヒモンスター」ではちょっと違うという。
VB-6 ケーニッヒモンスターは、初出はプレイステーションで発売されたゲームだが、「マクロスF」で大活躍してる。他のバルキリーとは異なり、ファイター形態は胴体が大きく主翼の小さいスペースシャトルのような姿だ。これがガウォークとなるとその特徴がはっきりする。
変形により、巨大な砲身を背中に背負った超重量級デストロイド「モンスター」に似た姿になる。モンスターは初代「超時空要塞マクロス」に登場した手足を持つ超大型の砲撃機。ケーニッヒモンスターは「スペースシャトルに変形する可変モンスター」として「マクロスF」で話題を集めた。この「VFG VB-6 ケーニッヒモンスター」はこれまでのVFGとはひと味違うものとなるという。
今回はガウォークの姿、すなわちケーニッヒモンスターの最大の"ウリ"といえる姿での展示だった。他のVFGとは全く違う存在感、圧倒的なボリュームだ。主翼を変形させた短いが幅広くでかい足。大型ミサイルを発射するミサイルポッドの形をした腕。そして背中の砲身だ。VFGでは砲身とボディの間にシートとハンドルが設定され、女の子がまたがっている。
巨大な4つの砲身は左右に分かれ女の子を包むような形に左右に配置されている。ケーニッヒモンスターが乗り物となって、女の子が乗り込んでいるような雰囲気だ。バランスも独特で、二足歩行の全く新しい乗り物のようにも見える。
開発者によれば、「VFG VB-6 ケーニッヒモンスター」のバトロイド形態はこれまでのVFGのように女の子がそう幸福のように着込むのではなく、オリジナルのケーニッヒモンスターに似たような、巨大な腕を持つ人型ロボットに近い形になる。それでいながらシートやハンドルはそのまま背中につく形で、まるでロボットが女の子を背負うような姿になるという。
VFGはこれまではスマートなバルキリーそのまま、バルキリーと女の子が「メカ美少女」になるコンセプトのシリーズだったが、この異色なケーニッヒモンスターで幅が広がった印象だ。もしこのコンセプトをファンが評価すれば無骨な陸戦ロボ「デストロイド」のラインナップでVFGとは異なる展開があるかもしれない。新たな展開への呼び水となるか? 期待したいところだ。