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【静岡ホビーショー】石破天驚拳エフェクトや風雲再起で広がるGガンワールド。「RG 1/144 ゴッドガンダム」レポート

【RG 1/144 ゴッドガンダム】

8月 発売予定

価格:3,850円(税込)

【RG 1/144 ゴッドガンダム用 拡張セット】

発売日:未定

価格:2,750円(税込)

【風雲再起】

発売日:未定

価格:未定

 イベント「第60回 静岡ホビーショー」のBANDAI SPIRITSブースにて、「RG 1/144 ゴッドガンダム」の展示がされている。

 本商品は「機動戦士ガンダム」シリーズでも異色の作品「機動武闘伝Gガンダム」の主人公ドモン・カッシュが搭乗したモビルファイター「ゴッドガンダム」をRG(リアルグレード)ガンプラ化したもので、会場ではデコマス(彩色見本)が展示された。

【RG 1/144 ゴッドガンダム】

 間近で見て、アニメでのデザインからアレンジが加えられ、立体としてのカッコ良さ、美しさへと昇華。同時に型破りなアクションを再現する充実の可動域を搭載している。MG(マスターグレード)同様に内部フレームを核として、可動とデザインの両立を実現しているのだ。

 担当者の話では、人体に近い構造再現を行なっているとのこと。

内部フレームに外装を付けていく形で、デザイン性と可動を両立

 近年、ガンプラの進化が目覚ましい中で本商品が注目を浴びているのは、劇中のロボットらしからぬ動きをプラモデルにどう落とし込んでいるのか、というところに関心が寄せられているのだろう。

 「ゴッドガンダム」は人間のようにしなやかな動きとダイナミックなポーズが印象的。劇中ではハッタリの利いた構図で、装甲の干渉や硬さを感じさせない豪胆な動きを見せていた。

 一方で本キットでは、それら動きを関節の伸縮ギミックや足首の可動によって再現しており、迫力あるポージングを見せている。

大きく膝を上げたポーズなどダイナミックなアクションが可能
水平に近い開脚も実際に目の前にすると、プラモデルでも圧巻だ
展示品は安定のため接着しているが、片足で自立することも可能とのこと
大きく振り上げた状態ではフロントのアーマーも合わせて可動
角度をつけても美しく映える
ハンドパーツも充実し、様々なアクションに対応できる
前腕のアーマーもエッジの効いたアレンジに加え独自の可動ギミックが備わっている
胸部の開閉ギミックも搭載されている

 会場ではさらに「ゴッドガンダム」のアクションを広げる「拡張セット」も発表。ドモンが使う格闘流派「流派東方不敗」の最終奥義「石破天驚拳」をエフェクトパーツで再現できる。展示では、「石破天驚拳」の溜めのシーンを再現していた。エフェクトパーツの中には、「キング・オブ・ハート」の紋章が浮き上がる。

【RG 1/144 ゴッドガンダム用 拡張セット】
「石破天驚拳」を再現できる拡張パーツ
球体状のエフェクトパーツ内には「キング・オブ・ハート」の紋章も
エフェクトは支柱によって支えることが可能
力強い印象を与えるエフェクトパーツとなっている

 さらに、ドモンの師匠・東方不敗の愛馬「風雲再起」が乗る同名のモビルホースも商品化が発表された。「風雲再起」は「HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起」で立体化されているが、台座としての立体化であった。

HGFC 1/144 マスターガンダム&風雲再起

 今回発表されたキットは台座ではなく独立したものとなっており、「RG 1/144 ゴッドガンダム」を乗せることも可能。

【風雲再起】
「RG 1/144 ゴッドガンダム」とのサイズ感も整っている印象
前足を上げた姿も迫力ある絵になる。
細かなモールド加工も見受けられる
頭部造形は劇中に近いデザイン
胴体にはくぼみがあり、フロント・アーマーを入れるスペースが設けられている

 「拡張セット」の登場でさらなる可能性をみせた「RG 1/144 ゴッドガンダム」。大技のエフェクトや「風雲再起」のような驚愕のメカなど、「機動武闘伝Gガンダム」の派手で度肝を抜くアクションをプラモデルで楽しめるのは感無量だ。

 「RG 1/144 ゴッドガンダム」に続く「機動武闘伝Gガンダム」の商品展開については未定とのことだが、今後の展開に期待が寄せられる。13日からの一般公開でぜひ「ゴッドガンダム」の勇姿を直に見てほしい。