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【静岡ホビーショー】キャラクターの個性が炸裂するコトブキヤ「アルカナディア」レポート
2022年5月12日 19:12
- 【ヴェルルッタ】
- 【アルカナディア第3弾キャラクター】
- 発売日:未定
- 価格:未定
コトブキヤはイベント「第60回 静岡ホビーショー」にて同社プラモデル商品の展示をしている。
また、本イベントにて美少女プラモデル「アルカナディア」の第2弾「ヴェルルッタ」のデコマス(彩色見本)と「アルカナディア第3弾キャラクター」の原型が公開された。5月11日より開催されたコトブキヤのオンラインイベント「コトブキヤコレクション EXTRA 2022」でも情報が解禁されている。
コトブキヤでは、同社プラモデル「フレームアームズ」のスピンオフ「フレームアームズ・ガール」や「美少女×メカニック」をコンセプトとした「メガミデバイス」、普通の女の子をテーマとした「創彩少女庭園」と様々な美少女プラモデルブランドを手掛けている。
そして、「ファンタジー×美少女」をテーマとした「アルカナディア」シリーズはこれまでの美少女プラモデルの中でも目を見張る造形とコンセプトが魅力となっている。
今回イベントで発表となった「ヴェルルッタ」と「アルカナディア第3弾キャラクター」も個性的なデザインのもと立体化された。
「アルカナディア」はファンタジー要素が盛り込まれた美少女プラモデルで、第1弾「ルミティア」も大きな翼を持った天使をモチーフとしたデザインとなっている。
第2弾「ヴェルルッタ」は「ルミティア」と相対するように小悪魔デザインとなっている。こうしたモチーフは意図的に取り入れ、狙って開発していると担当者はいう。
一目でモチーフがわかるのも「アルカナディア」の特徴で、他のシリーズとは異なるキャラクターの個性が出ている。尻尾、衣装と素体から設定がくみ取れるようになっているのも異なる点だろう。
第2弾でもパーツの差し替えで姿が変わり、世界観の広がりや奥深さが垣間見える。
展示では悪魔の翼を広げ、スカートの裾が広がるなど戦闘形態らしい攻撃的なビジュアルとなる。しかし、コトブキヤのプラモデル商品に共通のパーツの組み換えで自由にカスタマイズできる遊び心も入っている。
そして、「アルカナディア第3弾キャラクター」は大きな尻尾と巫女服のケモミミ少女と和風テイストのキャラクターで、原型でもその尻尾が大きな存在感を放っている。
「ルミティア」、「ヴェルルッタ」と続き、それぞれのキャラクターのアイコンが存在感を発揮し、キャラクターとしての個性が際立っている。
そのうえで第3弾は大きな尻尾のサイズ感や支柱でのディスプレイも補助アームが付いている。こうしたデザインも、デザイナーさんとのキャッチボールの中でブラッシュアップして、立体に落とし込んでいるとのこと。
戦闘形態では、装飾が増え神秘的な装いとなっている。腰のしめ縄のようなアクセサリをはじめ、随所に神事的な印象となっている。
素体からキャラクターの個性が大きく表れた「アルカナディア」シリーズ。
第4弾のシルエットも公開され、1弾から3弾とはまた違ったアプローチとなっている。「アルカナディア」シリーズの今後の展開や情報から目が離せない。